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(C) S-ORA

島を離れる時。

翌朝、いよいよ島を離れる日。
おばちゃん運転の車で港に向かう。
まだ島を離れたくないという想いと、高速船が揺れないかという心配、晴れ上がった天気とは逆に軽くヘコむ。
全然時間が足らなかった、というのがこの輪行の正直な印象。
港に着くと日曜日だったこともあってか、港には帰途に着く観光客が多かった。
護岸に寄せる波を見たおばちゃんは「そんなに揺れないよ」と教えてくれる。港の中でも魚が泳いでいるのがよく見えた。

「あんえい号」がやってきた。

今度は折りたたんだままの自転車を担いで乗る。でも気のせいか自転車が軽くなったような。
今度は置き場所を指示されたので指示通りに置くことに。
やっぱり揺れるんじゃないかと気にかかる。

乗客が入れ替わると、とっとと出航するのは変わらない。

おばちゃんの言う通り、海は不思議なくらい波が無く、気味の悪いほど船は滑るようにスムーズに石垣島に向かってスピードを上げていく。思わぬ快適な航行。今度こそ今年の夏も、もうこれで終わりか。
でも波照間島の方を振返る気にはならなかった。
次の夏への想いはすでに・・・・。


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