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2007年8月 激暑!

台風5号「ウサギ」は当地を長時間強風にさらすコースをとったが、微妙に距離が遠かった分バナナの葉があおられる程度で済んだ。

でもその後は連続して先島方面から大陸に向いて台風が連発。

宮古島大丈夫かな。

天気予報で台風の進路予想と気温をチェックするのがいつの間にか日課に。
それにしても沖縄方面より大阪の予想最高気温の方が高くなるのがもう当たり前になっている。
そんなに暑いのか?

ふと気付いた暑さの影響。
ゴーヤーの生育不良はどうやら気候のせいかもしれない。

まあそれは後回しにして、まずは島バナナ続報。


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花序(ハート)部分はさほど小さくならないまま徐々に降りてくる。


結局、一応「成熟しそう」な島バナナは果指にして8本くらい。
ホントに指みたいに小さい。
日に日に少しずつ、少しずつ肥えてきているように思う。
写真ではわかりにくいかもしれないが表面が微妙にデコボコとしてきている。
秋までに間に合うかな?

「バナナ結実」の夢がまるでなかったわけではないが、小さくても8本実がついたこと自体は正直驚いた。
「小型種ならまだしも島バナナの鉢植えではいくら何でも」という思いがやはり強かったわけで。
でも栽培のやり方によってはマンションでももう少し、例えば1、2段位バナナの「房」を実らせることも可能かもしれない。
それ相応に時間と労力、工夫はまだまだ必要だろうが。


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ベランダに出ると毎朝のように蜜のほのかな甘い匂い。
未成熟な花や取れてしまった苞がハートの下に落ちている。

達成感と、何だか虚脱感。

先月はハートの出現にワクワクしていたが、時間が経つにつれぼんやりと。


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世代交代は本格化。


でもバナナの方はしっかりと子孫を残すための準備を進めている。
たくましく生き続けているのに、こっちが「ぼけぇ〜っ」としているわけにも。

成長停止していた吸い芽が、ここにきていきなり爆伸!
今度の越冬はかなり楽になりそうだが、それにしても剣吸い芽の伸びの凄まじさが気になる。


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花は未熟状態ながらも毎日のように「落ち続け」、ハートはだんだんと目線の高さに達しようとしている。

どこまで花茎は伸びるんだろうか?
バナナの実に養分をまわすために未成熟部分のハート(花序)を切り落としてしまう方がいいと、宮古島のOさんからもアドバイスを頂くが、今回はあくまで自然体のバナナハートを見てみたいので。


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おーっ!

これくらい花茎が伸びると雰囲気あるわな。

今月も引き続き、20日ごとのIB化成施肥と2回の液肥潅注を実施。


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左:月初に収穫1本。
右:節成中長の実。どうみても「あばし」なのだが?


どうも良くないゴーヤー。

今年は出遅れたのが一番痛かったのだが、どうやら気候の条件がさらに追い打ちをかけた模様。

8月の猛暑。
また成長停止。頼みの節成中長までもが。
月前半はほとんど開花もなし。

暑すぎるのもゴーヤーには悪いように思う。
沖縄でも営利農家のゴーヤー栽培は温度管理しやすいハウス栽培が普通だったりする。
(そもそも暑さだけではすでに内地が上か。)

我が家の東向きベランダの朝8時の気温は、輻射熱もあって40℃超。
ヒトだって堪える暑さだ。
そのうちゴーヤーのカーテンを作るために日よけのカーテンがいるようになるかも。

盆明けの少し暑さがマシになった頃から急激に成長再開。
やっぱり暑すぎるのはダメなんだろう。
あの「いまいちな節成」も微妙に花を咲かせ始めた。


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左:結局今月は9本収穫。
右:緑のカーテンならず、夏が終わっていく。


月後半、いきなりの開花ラッシュ。

出遅れた節成中長も凄まじく開花。

ぼちぼち花をつける「いまいちな節成」を含め半月の間に20個以上の雌花。
(スゲエッ!)

対して雄花2個。
(ガーン!)

つまりほとんど「不発弾」となる。

成り行きで節成系2株だけになってしまった今シーズン。
こうなることもある程度覚悟はしていたが、「F1」ではなかったこともあり少しくらい雄花もつくだろうと思っていた。
実際には節成率は推定70〜80%くらい(高っ!)で、雄花のつぼみもつくのだが、何故かほとんど雄花のつぼみは枯れてしまった。

何だろうか、すごく損した気分。
節成系はやっぱり欲張ってしまう気がする。
ベランダ菜園にはよろしくない。

(でも今年のタネ余ってるから来年もやってみるかな?)


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左:Oさんから「島ラッキョウ」着。
右:今年は実験気味な植え付け。


初旬、宮古島から「島ラッキョウ」が到着。

そういえば去年も今頃送ってもらったんだっけ。
こちら内地ではラッキョウはこれからちょうど植付けシーズンなので、園芸店等にラッキョウの球根が並び始める頃。
でも宮古島では全くのシーズンオフだそうで、今回もわざわざ探して送っていただけた。
本当にありがたいことで。

今年はいきなり天ぷらにして頂く。
自分的には島ラッキョウは天ぷらが一番うまいと思う。

で、残った球根を今年も植え付ける。


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左:微妙に間隔を空けて3球植え。
右:こちらは1球のみで植え付けてみる。


去年の栽培の結果はまずまず。

ただ、気に喰わないことがあったので今年はやや実験的にやるつもり。

その気に喰わなかった点とは。

その一
球根の玉部分だけでなくもう少し根元まで軟白部分を作りたかった。

その二
分球が約2倍。プランター栽培でももう少し増やせないものか?

といったところ。

1つ目は単純に砂寄せ(土寄せ)をしっかりすれば良いだけだと思うので、今年はスタート時の砂をかなり減らしている。
砂寄せというより後から深さで10cmくらいは砂を被せられるくらいの状態になっている。

課題は2つ目。
基本的には狭いプランター内では難しいと思うが、いろいろ試すのも有りかと考えてみた。

まず砂。前年使用の砂土を再利用するが、ふるいにかけて「やや目の粗い砂」くらいにした。
基本はやはり砂が良さそうなので。

次に元肥。リン肥を施肥する産地が多いようなので「マグァンプK」(中粒)を球根より下に当たる層に軽く混ぜ込んでみた。

最後は植え付け法。ラッキョウには1球ずつ植える方法と2〜3球ずつ植える方法がある。
大球種は1球植え、島ラッキョウ等の小球種は3球植えが一般的。
プランターは今年も2つなので両方やってみた。
深さは8cm程度。去年より少し深め。
Oさんの奥さんのアドバイスでは浅めで良いと言われた。
浅めの方が分球が促されるらしいが、害虫にやられやすい。
どっちかというと害虫の方がイヤなので深めにしてしまった。
今月は窓を開けていたらクマゼミが部屋に飛び込んでくるし、スズメバチも入ってきそうになったり。
とにかくムシを遠ざけたい気分が強く。

しかし去年は1週で出た芽が今回は2週近くになっても出ない。
深すぎたかな?
いきなり不安。


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暑さに関わらずマイペースな「波照間2号」。
まもなくまた開花。
今回はこれで最後かな。

そんなこといってるうちにもう次の花期が近づいてもいるわけなのだが。


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