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2008年04月 早めの始動

暖かいということは植物も早く目を覚ませるわけで。

この4月はとにかく早い目覚めにこちらが追われることに。
何だか忙しい1ヶ月となった。
・・・毎年4月は忙しいといってる気もするけど。

しかし4月でこれだけ暖かいと夏頃には40℃超えたりしないか?

では、まず島バナナ。


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左:「2号」の剣吸芽の最新の葉は、照明を旨くかわしたのだが結局激突。
右:「3号」復調の兆しか、止まっていた巻き葉が再び伸び始める。


冬の間も比較的好調だった「2号」の剣吸芽とほぼ冬眠状態を貫いた「3号」。
いずれにしても何とか今回も越冬を終えることに。

外に出すタイミングはもちろん毎年状況を見ながら考えている。
この時期「暖かい」と言われる日が続いたとしても普通は日中の話。
夜間は当地では平年10℃前後になる。
今年は確かに月初から昼間暖かい日が続いたが、夜の気温は平年と変わらなかったように思う。


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左:「3号」枯れた葉を取り除く。
右:越冬終了、とともにベランダに転がせてハダニを水で洗い流す。



冬の間にハダニにやられて葉っぱが無くなってしまった「3号」。
室内の火災報知器点検のついでに枯れてしまってる葉っぱを刈り取ってしまった。
毎年というわけではなかったが、火災報知器の点検日はバナナの葉っぱが邪魔にならないように、鉢を回転させたりずらしたりと実はいろいろやっていたのだ。
今年は鉢を動かすよりダメな葉っぱを取った方が早いし、どっちみち取ってしまわないといけないし。

で、報知器点検から3日後。

室外へ移動実行。
まずは「2号」剣吸芽の鉢をとりあえず出してしまう。
それから「3号」を「必死で」ベランダへ。

自立出来ない「3号」はベランダで配水管にくくりつけてしまわないといけないのだが、その前にベランダに転がせて「逆襲」を。
たっぷりの水をジョウロでまんべんなく、容赦なく、思いっきりバナナに浴びせる。

ハダニの駆除の基本は「洗い流すこと」から始まる。


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左:春の最初の定点撮影。
右:「3号」最新の葉。自力ではうまく開けず。



ベランダの定位置にバナナ2鉢を置いてようやく一段落。
あとは頃合いを見て「2号」の剣吸芽を植え直す作業があるが。

「3号」も室内で伸び始めていた最新の葉が開き始める。
やはりうまく自分で開けず中途半端になっていたので最後は脚立を使って葉を開いてやった。
世話のかかるバナナだ。

それにしても葉の色が悪い。
葉を開いたあと急に枯れてしまった「1号」の記憶が。

「3号」バナナも健康状態は良い方ではなくやや気掛かりな状態にある。
ここから元気を取り戻してくれることを祈る。


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「2号」剣吸芽の葉を1枚除去。ヒラタカタカイガラムシ発生によるもの。



「2号」剣吸芽にも少し異変。

以前からベランダに存在し続けている「ヒラタカタカイガラムシ」が最下部の葉に繁殖しているのを発見。
セイロンベンケイソウに大発生した後、完全駆除に成功したはずだったのがそうはいかなかった。
島バナナに密かについているままここまで続いている。
見つけた時点で駆除しているが完全駆除は難しい。
固いカラのついたじっとしているように見えるカイガラムシだが、以外と移動範囲が大きくて気がつくとベランダ中に広がっていたという感じ。
今回も結局葉を1枚取り除いてしまうことにした。


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左:「2号」2本目の吸芽。また剣吸芽か?
右:「2号」1本目の剣吸芽根元にある吸芽。3本目の吸芽なのか、剣吸芽の吸芽なのか?


「2号」の鉢に小さく顔を出している吸芽は・・・

2番目の吸芽は微妙に伸びているようにも見えるけれど?
やっぱりまた剣吸芽に見える?

でもそれよりか、なかなか変化の無い、そしてどこから出たのかわからないもう1つの吸芽が気になる。

こう成長の兆しが無いとホント困る。
もし「2号」の吸芽だったら「2号」の切り株から切り離せるサイズになるまで切り株を置いておかなければならないし。

位置的には剣吸芽の吸芽であってもおかしくないし。
はっきりさせるには植替えるしかないのだが、なかなか時間が出来ない。


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左:大発生のゴーヤーをどうするか?
右:5袋のゴミ袋に定植。中央はパセリ。


去年の不発弾が爆裂のゴーヤーを遂に定植。

かなり早い定植。
発芽が早かったので仕方ないがたくさんの芽が出て苗床が狭くなってしまったこともあり。

問題は元々2株のみの植え付け予定だったのに20株ほど苗が出来てしまっていること。
狭いベランダに島バナナ2鉢もあるし、この上20株ものゴーヤーを養うスペースも経済的余裕(?)もない。

ということで、実家に押し付けた2株と我が家で何とか5株を選び出し、残りは粛清。

今年は「我が家の事情」というか「マンションの事情」があり、土の作成を例年のパターンではなく特例なスタイルで用意。
ここ数年「バーク堆肥」を用意して古土、くんたんと混ぜて用意していたが今回はバーク堆肥の追加無し。
古い「乾燥牛糞」を古土、くんたんと合わせる急ごしらえの土。
この辺りはかなり不安。
バーク堆肥の使用である程度土作りを確立しつつあったのに。
土の量が大幅に増えたわけではないので、5株の苗を植えるためにそれぞれ1本当たりのゴーヤーの土量は去年までの量より半減することになる。
このあたりも本来の理想から外れる部分であり・・・。

なお若干のマグァンプ中粒を元肥として全層に混入させている。

土を約1週間寝かせた後にゴーヤー定植。


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苗床で放置し過ぎたか、どうも貧弱な気配。



定植数日が過ぎた頃に夜間の冷え込みが。

10℃近くまで下がった模様で苗全般に元気が無くなってしまう。
おまけに1株は葉っぱが全てしおれて既に枯れ始めているようにも見える。
やはり定植の時期が早すぎた。

といっても成長する苗にあわせて、それでもやや遅すぎるくらいの定植だったのに。
今年はゴーヤーについては恐らくのところうまくいかないだろうと思える数々の要因。

まあ、あまり期待せずに日よけとしてツルが生い茂ってくれるだけでもよしとするか。


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左:最後の花。
右:花が終わっても華やかな景色。


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波照間2号の葉っぱから次の世代を。



花期は最終期に入り、日に日に花の数は減っていくセイロンベンケイソウ「波照間2号」。

でもなかなか花それぞれの開花期間が長い。
2週間ぐらい咲いてるのもある。
こんなに長かったっけ?

全ての花が終わったのは4月末。
今年はたくさんの花が咲いたので今までで一番の出来だったと思う。

でも次の世代はこれから育てるので次の花は2年後を想定。
「波照間2号」はこの後撤収となる予定。


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左:発芽に高い温度を必要とするレッドサビナをペットボトルの簡易温室で発芽。
右:島ラッキョウ。そろそろ収穫時期にさしかかる。



今年の新シリーズ。
島トウガラシをやろうかと前から思っていたが、「沖縄ネタばかりもなぁ」と思い直し今更ながらハバネロを。

食用としてというよりも収穫出来たらコーレーグースを作って忌避剤にしようという企て。
なので「レッドサビナ」を用意した。

タネを植えてはみたものの、発芽には結構高い気温が必要だとか。
なんかやな予感。
発芽しなかったらどうしよう。

というわけでペットボトルの上部を被せた簡易温室スタイルで冷蔵庫の上に。
日光は当たらないが昼夜の温度は安定するだろうし。

でも、もくろみ通りで数日後に発芽に成功。
今度は窓際に移動して日に当てる。

発芽後の成長はなかなか早い。
いい感じに見える。



最後は島ラッキョウ。
去年はゴールデンウィークに収穫して喰った。
今年はどうするか?
5月から6月にかけてが収穫の時期に当たるが・・・

何故だかテンションが上がらない。

うーん。
もう一年放っといてやろうか。
何だか今年は少ない気がするし、収穫しても調理が大変で、めんどくせぇ!っていう思いがどこかにあるのかも。

処遇はもう少し考えてみる。


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