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2004年05月 異変とゴーヤー開始

バナナは共に黄変。
ハダニもあるが葉全体が黄変していく様相からすると、寒暖差のある外に出したせいだと思われる。
5月と思えない惨状。

結局「1号」、「2号」の元株の葉は朽ち果てたので取り除くことに。
「2号」の二株にのぞいていた葉の先がそれと入れ替わるように再び伸び出したのでもう大丈夫。後は「1号」。


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左:「2号」元株の葉と吸い芽の葉の枯れ方の違いがはっきりとわかる。
右:奥の「1号」の葉が先に朽ちる。


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左:「1号」の葉は狭すぎて出られないので仮茎の先を少し切断。
右:思惑通りに葉の出口が開く。


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左:「2号」元株、吸い芽ともに止まっていた葉が開く。
右:「1号」の葉が早く見たい。


根腐れのあった「1号」の仮茎内に次の葉先が確認できるようになったのでひと安心、と言いたかったが、また問題が。

最後の葉は立ったまま成長が止まりそのまま枯れた。
その葉の付け根付近が仮茎の中に伸びきれずに残っており、中心の空洞が狭く新しい葉が出て来れなくなっているらしい。
葉先のヒゲが見えているにもかかわらず、そのまま止まってしまった。空洞を広げる為に仮茎を裂くと、かなり下まで裂くことになるので不可。
放っておいても大丈夫かもしれないが、時間がかかることは避けられない。せっかくの成長期を無駄にしたくないのに。

ということで、仮茎の先を少し切って様子を見ることにした。「2号」の仮茎切断の時のことを思い出したからであるのだが。
そのときは切断面の中心部分がすぐに盛り上がったので、同じように仮茎内に残る前の葉の付け根部分がまた伸びてくれないかな、というわけだ。

結果、ペースは遅いものの「先端カット」の効果は願い通りになって前の葉元は伸び、(というより押し上げられて)新しい葉の出口は開かれつつある。


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左:屋外越冬株に遂にまともな花が。 右:中にはでたらめな花も。


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左:あきらめていたのに見事に開花。 
右:こんな状態でよく花が。(倒れて以来本当に植わっていない。)


開花をあきらめていたベンケイソウに遂にちゃんとした花が開花。

さすがに枝振り、見栄えは悪いのだが、完全に屋外越冬させたにも関わらず、しかも風で根元から倒れたものを植え直さず立て掛けただけの状態で。
花に大量のアブラムシが付き、他のベンケイ株のミカンコナカイガラムシが転移(何という移動範囲!)し始めているが本当に「強さ」に驚かされる。
しかし下手な短日処理より自然に任せる方が好結果になってしまったのは、何ともいえない複雑なものが。
実家の2本目の花芽の出た株も5月末に開花が始まっている。


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左:1ヶ月約10センチ〜の伸び。次の冬に室内に入れられるんだろうか?
右:アブラムシを「ベニカD」で駆除。やはり新芽は弱いのか奇形に育つ。


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左:花の枯れた後。(「苞」は取った状態)外は花弁(花びら)に包まれる。
右:花弁を取った中の子房(実になるべきめしべの付け根の部位)。


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左:乾燥後の子房を割ると「種子」になるべき「胚珠」がちゃんと存在。
右:実家で分けてもらった「EM−1」。薬ではなく「微生物」。かなり期待。


受粉しているのかどうか不明だが、枯れた後の花(子房部)を乾燥させて種子の存在を待ってみる。

心持ち本来なら実になるはずの「子房」が膨らんでいるようにも見えるのだが乾燥するとしぼんでしまって雰囲気が無くなってしまった。
やはりタネは出来ないのか?と半ばあきらめながら4個くっついた子房の一つを割ってみると本当に小さいが茶色をした種にも見えなくない粒が。
でもあまりに小さすぎる。長さ1ミリ程しかない。
このサイズから根や芽が出るとは思えない。種子に成長するはずの「胚珠」の乾燥した状態らしい。
(でも一応蒔いてみるかな。)

結局のところ、タネが出来るための器官はもっているものの、「葉から芽」だけで子孫を残せるのでかなりタネを作る能力が低くなったか、あるいは完全になくなってしまっているのか、ということなのかも。
たまたま受粉に失敗したのかも知れないのでうちで咲いた花を含め、徹底的に人工授粉を引き続き試みている。


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左:突然ながら「あばしゴーヤー」定植。
右:本葉6枚くらいで本芯をバッサリ。


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左:子芯。この後子芯も2本残してさらにバッサリ。
右:何だか全体に線が細い気がする。それほどの収穫は期待できないかも。


「1号」バナナの植え替え後の空いた鉢ですぐに結実できるものはないかと考え、「ゴーヤー」を一株入手。

春から秋で完結するので越冬の手間もなく邪魔にはならないだろうということと、腹の足しになることも選択の理由だ。
家庭栽培が流行っていることも情報収集に困らないのでいい。心配なのはうちは風が強いということ。
品種はスーパーで見かけるものよりやや小太りの、20センチ程度の実で苦みの少ないという「あばし」を選択。
伸びるのは伸びているが、何だか線が細い感じが心配。
実家で「EM−1」を購入したので分けてもらい、このあばしを含め、バナナ、ベンケイ全ての鉢土に1000倍希釈液を潅注。
土壌改善を試みることに。


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