2006年03月 外でもコガネムシ
そろそろ土を用意しないといけない季節。
だがなかなか暇がない。
実は鉢やプランターには去年のゴーヤーや紅イモの根っこの残骸がそのままだったり。まあ何とかなるか。
「3号」バナナの鉢土はすっかり固まっている。「2号」の方はコガネムシでボコボコ。
恐るべしコガネムシ。
左:「3号」バナナの葉。まだ止まったまま。
右:同じく「3号」バナナの葉の裏。
枯れずにここまできたのは初めて。
今月は「4匹」のコガネムシ駆除。
ついに2ケタ11匹達成。
最近はスズメも飽きたのかなかなかついばみにこない。
鉢にはそれでも穴が見つかるのでまだまだ潜んでいるわけで、まだまだ喰ってもらわないと困るのだが。
しかし実はのんびりと「11匹達成だ」などと言っている場合だったかどうか。ベランダでバナナ等の植物栽培を初めてからいろいろ害虫が大量発生する事態を見てきている。
今回はこの後2号バナナに限らず意外な場所で、思わぬ光景を目の当たりにすることになろうとは。
コガネムシのいない「3号」バナナは相変わらず変化を見せない。至って順調である証拠。
この時期にきれいな葉が残っていることは初めてでうれしいことだ。
左:「2号」バナナの仮茎。わかりにくいが水が垂れている。
右:同じく「2号」の葉。
コガネムシを養っている2号バナナは少し変化を見せた。水の吸い上げが活発化しているよう。
葉先から垂れるというわけではないものの、屋内退避のために葉を落とした切り口から水が垂れ始めた。
根が心配だったがどうやら今のところはまだ残っているらしい。
鉢の底からはみ出てくる新しい根も発見。
しかし去年はそろそろ葉が伸び出した時期でもあり、そう考えるとまだ気候が去年より安定していないのかも。
左:「備瀬」。白いのはコナジラミの死骸。
右:葉が少なくなったがしっかり立っている。
紅イモの「備瀬」。何とか葛で越冬成功なりそうだ。
葉っぱがほとんど無くなり、茎だけになりつつあるものの、その茎がしっかりしているので大丈夫だろう。
心配はウイルス病の件。
こればかりはイモができてみないとわからない。
左:葉から芽には複葉(5枚葉)がでてきた。
右:そろそろ剪定した方がよさそうなペピーノ。
「波照間2号」(葉から芽)ははっきりと成長が見えるようになってきた。
背丈が高くなり始め、複葉も付きだしたのでこれから増々成長は速くなってくることになるはず。
「ペピーノ」は剪定しようかどうか迷う程茂ってきた。
本来3本立てにするのが基本ということなので、去年同様で近々剪定して3本立てに仕立てる予定。
また、こまめに霧吹きを続けたことや「備瀬」の葉が無くなったことで、オンシツコナジラミが下火になってきた。
冬の室内でこれだけ成長するのなら、これからの季節も外に出さない方が害虫や高温の害は受けずに良さそうな気もしてきた。このペースなら初夏ぐらいに花芽が付いてくれる期待が出来る。
「キャロットパーメックス」は今月もネタにならないので割愛する。
さて月末になって、ようやく去年の後片付けを始めた。
去年の今頃はもうゴーヤーを発芽させたりしていたのだが今年はすっかり出遅れている。
4年目ともなると土の再生が重要。量もかなりのものになっている。
まずとにかく使い古しの土を全て混ぜて、ふるいにかけて、細かな土と粗めの土で再生予定。
ということでベランダでプランターや鉢の土をひっくり返したところ、
「げっ!」
ゴーヤーを植えていたプランターからコガネムシの幼虫がてんこもり。
その数は約20匹。なぜか皆少し黄色い色をしているが「2号バナナ」の鉢に養っているヤツと同じサイズのがウジャウジャと。
結構「グロ」な光景。
・・・クワガタの幼虫だったら小遣い稼ぎになるのに。
それにしても恐るべき食欲らしい。
本来ゴーヤーの根の残骸がプランターの中にびっしり詰まっているべきなのにほとんど残骸らしい残骸が見当たらない。
そりゃそんなに喰ったら黄疸も出るだろうな。
でもこれだけ根の残骸を喰い尽くしてフンをしてくれていたら、土は有機質豊富な状態になってないかな?などとムシの良いことも思い浮かぶ。
「2号バナナ」も案外いいかもしれない。ただでさえ根詰まり気味だから少々根を間引いてくれた方がよかったりして。