2006年10月 大漁コガネムシ
やはり温暖化なのか。
夜の冷え込みは感じるものの、反対に昼間は暖かさを通り越して暑いくらいの日も珍しくなく。
バナナの室内移動に苦慮する時期でもあるが、今年はまだしばらく外でもよさそう。
そんなくらい暑い。
左:「読谷備瀬」。右:「宮古島備瀬」。
まずは2年目の「紅イモ」の結末。
先に「読谷」の備瀬から掘り出す。
相当根が地表近くから詰まっているが、太めの根も底に向かって伸びている。
もしかしたら?
さらに進めて15cm程掘ったあたりからついに出てきた。
丸々と太った「コガネムシ」の幼虫がウジャウジャと12匹。
・・・いつのまに。
根は途中からものの見事に消えていた。
結構いい感じで根が伸びていたようだがコガネムシにやられたらしい。
なんでこれほど我が家のベランダはコガネムシに好かれるのか?
これがクワガタの幼虫だったら小遣い稼げるのに。
予想しなかった結末。
ちょいと悔しい。
コガネムシがいなかったら収穫できたかもしれない状況にショック。
続いて「宮古島」の方。
こちらは昨年の読谷備瀬と同じような状況で、根だけはしっかりと土中に回っているのだがイモは無し。
やはりダメか。
2年続けてみて思ったのは、「日照量が足らない」というどうしようもない現実と害虫阻止の難しさ。
もう少しの努力で何とかなるのか?
それともあきらめるべきなのか?
左:「シャキッ!」とならないのか?
右:つぼみが膨らむと同時に色付き始める。
左:月末に開花。
右:おしべに特徴のある花。
「島ラッキョウ」。
それなりに分球は進んでいるようで大分フサフサしてきた。
とりあえずハゲなくて良かった。
でも何だか力なくしなだれている。
しっかりしているのは花茎だけ。
川砂が半分入った土が結構固まってきているのが気になる。
もっとやわらかくてきめ細かい土壌の方がいいのか?
月末になって急に色付いた莟が開花。
花のサイズの割に大きなおしべが面白い。
今月もIB化成を20日ごとに施肥。後、週一で液肥+EM-1希釈液散布。
左:IB化成投入後に伸びた部分とはっきり違いが出ている。
右:IB化成の欠点は肥効期間が過ぎても粒がなかなか分解されないことか。
左:小さいながらまだ実が付いているので撤収が?
右:小振りなものばかりだが今月は計8本収穫。
3年目のゴーヤーも終わりが近い、はずなのに。
20日頃までほぼ毎日雌花が開花し続ける異様な事態。
先月より凄い。
もうこれはIB化成のせいとしか考えられない。
で、やはり開花したら受粉させたくなるもの。
25個程の雌花に受粉させ、成長しているのは8割くらいだろうか。
さすがに実の肥大スピードは遅くなっている。
でも先月のように簡単に黄変する様子も無く、マイペースでじわじわと太っている。
これが余計に撤収時期を先送りしてしまうことに。
結局、月末にある程度のサイズになっているものは収穫。
バナナの屋内収容の経路確保のこともあり、撤収も見越してここで終わるはずだったのだが。
小さくても実が結構まだぶら下がってたりするので保留。
予定外のIB化成追肥に液肥、EM-1希釈液を散布。
左:一応、定点観測。ほぼ変わらず。
右:ハダニが少し再発。端から少し枯れ出す葉も。
「島バナナ」の方はほぼ変化なしの1ヶ月。
先月からのハダニ再発がじわじわ効いてきた。
さすがにテントウムシはもうこないと思うので、これからは駆除作業をしなければ。
屋内に入れるまでに出来るだけの処理はしておきたいので、何度か「粘着くん」処理をした後ストチュウ散布の予定。
でも月末までに結局1回の粘着くん処理しか出来なかった。
温暖な気候に少し遅れ気味の屋内移動だが、来月大変なことになりそう。
こちらもIB化成の20日間隔での施肥継続中。
左:今月一番成長を見せたのはダイコン。
右:後半は特に急成長。
ダイコンはそれなりの姿になってきた。
しかも成長スピードが速くなっている。春の試し栽培の時は見られなかった大きく成長した葉が頼もしい。
が、こちらも害虫。
先月も見つけた小さなシャクトリムシ。
どうやらヨトウガかハスモンヨトウの幼虫かな?
「テデトール」駆除でとりあえず沈静化。
20日間隔のIB化成施肥をこちらも継続。
花芽分化期にさしかかる「波照間2号」(セイロンベンケイソウ)にもIB化成施肥。
葉から芽に液肥以外の本格的な施肥をするのは実は初めて。