2008年03月 春早過ぎ
先月からの寒さの反動みたいな2週目からの極端な暖かさ。
近年の気候らしい極端な変動。
異常気象がいつの間にか普通の気象になってるような。
毎年どんどん「四季の移ろい」が極端な寒暖差になってるし。
突然ある日、今日から春!みたいな。
我が家のベランダで島バナナが収穫出来たこと自体も、その異常気象の恩恵だったのではないかとふと思ったりも。
それに始めたブログが結局今のところほぼ毎日更新状態になり、そのことが不思議な季節の移り変わりを余計に感じ取りやすくしている。
植物に、土に、空に、目を向けて毎日を送ることがこんなにも感覚を変えるものなのか?
だんだん何書いてるのかわからなくなってきたので、いい加減本題へ。
左:先月からの「波照間2号」(セイロンベンケイソウ)の花期は最盛期に。
右:今年も花の蜜を味わう。
今年のセイロンベンケイソウ。
花は2週目くらいから満開状態となって、しばらくの間楽しむことが出来た。
今年は結局6本の株が開花して、少しずつ花期がずれたので4月初旬まで続きそう。
初めてこれだけ一度に咲いたのでにぎやかに感じた。
たくさん咲くとなかなか見応えのある花だと思う。
しかも微妙に色が違う花が見られるし。
左:倒れたままで咲いたものの。
右:手入れを考えて支柱で株を束ねて立て直す。
少しずつ、弱ってきているのか?花が重いのか?
それぞれの株がどんどん傾いてきたのでここにきて支柱でまとめることに。
何かと場所を取るし、何より花が見づらいし。
束ねてみるとさらに花がほぼまとまって見られるのでにぎやかだ。
何だか色が派手派手しいのがいまいち気に入らないけど。
左:今年の変な花。(右)
右:苞の中でいつの間にか咲き終えていた。
ほぼ毎年花が咲くたびに見られてきた変な花だが。
今年は「苞」からでないままに中で咲き終えてしまった花があった。
見られることなく咲き終えてしまったというのが切ない。
次の世代のベンケイソウの準備開始。
「波照間2号」は花を終えると寿命も終える。
春ということもあるので次の世代のために葉っぱを1枚とって早速発芽させようと「苗床」へ。
毎日潅水。
数日で無事発芽。
この芽を育てて2年後の花を目指す。
開花させるには高さ70cm程度に成長させる必要があるので来年は花は見れないと思う。
左:ベンケイソウの「苗床」に去年ついに発芽しなかった願寿(ゴーヤー)が。
セイロンベンケイの芽が出た頃、他の芽が1本出た。
去年ゴーヤーの発芽にさんざん苦労して、結局慌てて苗を買いに走ったり、売れ残りのタネを見つけて買ってきては必死で発芽させたり、だったのだが。
何で1年後に出てくるんだろうか?
・・・あれほど潅水したのにも関わらず。
・・・全く。
今年もゴーヤーは始めるつもりだったので芽が出る事自体は良いのだが・・・
2株の予定。
1本だけでは足りない。
ということで慌てて「節成中長」のタネを隣にまいた。
で、毎日毎日潅水・・・
早く芽が出てくれと願いながら・・・。
そして月末の「苗床」は・・・
今年まいたタネではなく去年の不発弾が多数炸裂。
ゴーヤーの苗の用意は難しい。
左:月初め、「3号」バナナはかなり深刻な状態。
右:ハダニが偽茎(仮茎)まで広がる。
島バナナはまず「3号」から。
ハダニの害が出ていることには触れていたが、放ったらかしだったこともあり健康状態そのものに不安が出てきた。
葉っぱの枯れは進むどころか偽茎(仮茎)までハダニはまわり、なんだかかつて枯死した「1号」を思い出すような状態。
さすがに相当心配になったのだが・・・。
ただ1つ、希望もあった。
それは吸芽が1つも出ていないこと。
身に危険を感じたら吸芽が出るだろうという、子孫を残す本能があるに違いないという考え。
本当にそうなのかはわからないが、月末になり微妙に止まっていた「巻き葉」が伸び始めた。
今年も無事越冬出来たようだ。
左:月初めの「2号剣吸芽」の葉。次の葉の先端がのぞく。
右:中旬には立ち上がり、和紙貼りの照明器具を脅かす。
左:結局照明に触らず。
右:無事開く。
「3号」とは違って越冬中とは思えない「2号剣吸芽」の勢いは今月も続いている。
鉢を何度か移動したり回転させたりで伸びる葉先の位置をコントロールするが、今月いっぱいで限界になりそうな・・・。
これだけ勢いがあると少々早めに外に出しても大丈夫かなとも思ってしまうのだけれど、まだ最低気温は一桁。
やはりかわいそうだ。
左:「2号」の2番目の吸芽。中旬以降に変化。
右:1段分伸びた。
さらに次の吸芽も伸び始める。
こちらはまだまだ本格的に伸びる感じではないものの、徐々に葉らしき姿が先端に見え始める。
気になるのはこの吸芽が「剣吸芽」なのか「水吸芽」なのか?
今のところは剣吸芽っぽいけど。
左:気になる島ラッキョウの根元の違い。こちらは土寄せが必要か?
右:比べて安心な根元はこんな感じ。
島ラッキョウはマイペースというか順調というか。
着実に葉が増えて、伸びている感じ。
去年はこの3月末に「ネギコガ」の猛威にあったが、今年は「コーレーグース」希釈液を潅水後に必ず散布するようにしていた。
この効果かどうかはわからないが、今のところはほぼ無害。
すばらしい。
中旬の全体。収穫時期が近くなってきたが・・・。
ただ害虫被害は無いものの、思ったように分球していない模様。
やはり狭いプランターでは効率よく増やせないのか。
今の感じだと、去年よりは収穫量は少なめになりそうな予感。
左:鉢のやりくりの関係で一部島ラッキョウを移植。
結構根は伸びているので良いのだが、肝心の球が小さい。
右:月末に発見。黒い点と小さな穴があいている。多分ネギコガだ。
訳あっての一部、鉢植え島ラッキョウを移植した。
思った通り、せいぜい1球が2球になっている程度。
今年収穫やめてもう1年続けてみるか?