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2009年01月 レッドサビナ撤収

今月もトップ画像は室内の「3号」の全房。
先月と見比べてもらうとわかる通りの変化無し。
すっかり休眠中。

ひょっとしたら、と少しは思っていた年越しをとうとう実現。
いや別にうれしいわけは無いけど。

そしてもうひとつのよもやの展開のレッドサビナ。
こちらはまさかの年越し。

1月にベランダでハバネロを収穫することになるなんて思っても無かった。

しかも・・・
1月のある日、ベランダの先に鳥のフンが落ちてるな、と気付く。
ときおりヒヨドリらしき姿が。
そして数日後のこと。


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まさか!

どうやらヒヨドリが喰ったらしい。
ハバネロが鳥に狙われるとはこれまた全く予想してなかった。

この時期エサが無いとはいえこんな辛いものに喰い付くなんて、そんなに餓えてたのか?
しかもかなり喰ってる。
辛いのは大丈夫なのか?
今月一番の驚き。


鳥って食い物を見極めるチカラが発達していると思っていた。
子供の頃、ミカンの収穫を手伝いにいってた時期があってそこで見ていた鳥の能力を思い出す。

子供だったので収穫手伝いといっても遊び半分の感覚だったがその目印はよく印象に残っている。
ミカンもこのハバネロのように鳥によく穴を開けられていた。
でもその穴の開いたミカンがある木こそが甘いミカンのなる木の目印であったのだ。
たくさんあるミカンの木の中から、甘みの強い、しかもよく熟したミカンだけを鳥は狙って喰っていたわけで。
そんなイメージを長年持っていたので、今回の「ハバネロがヒヨドリに喰われた事件」はまさかのまさか、本当に驚いた。

・・・まてよ?
このレッドサビナ、ひょっとしたら甘くて美味しいのか?

でもそれ以降、ヒヨドリの姿を見ることは無くなった。
やはり辛かったんだろうな。
どこかで無事であることを一応祈る。

しかしながら我が家のベランダは栽培するものはとにかくムシが付くし、今回のように鳥にも狙われる。
ハバネロでもやられるわけで。
お祓いしてもらった方がいいのか?


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さていろいろあったが初のレッドサビナもそろそろ終了へ。

中旬にはアブラムシのせいもあるだろうけど、やはり寒さも効いていると思われる葉の萎れと落葉。
1月にレッドサビナを収穫なんていうのが違和感あるけど残りの実を収穫して、撤収。


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最後は33個の収穫。
ぼちぼちと収穫していた分も含めると初シーズンの収穫総数は62個。

決して多くはない数字。
不利な日照条件、害虫対策、やはり他の栽培物と同じ課題が浮かび上がる。
でも、ハバネロについては育苗を早くするだけでかなり改善される気がする。

収穫した実は前回作ったハバネロ版「コーレーグース」が薄かったので少し追加するのに使用。
後はほとんどを出荷。


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市販のラー油にハバネロを入れただけのハバネロラー油も作ってみた。
思いつきでやってみたけど結構いい出来。

というところでレッドサビナ1年目終了。


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停滞中のバナナにはハダニ大発生。

ほとんど毎年の恒例となっているのでどうも対応が後手になりがち。
まだ大丈夫かなと放ったらかしてしまうわけで。

でも対応といっても室内では効果の高い手段は取りにくい。
まだまだ島バナナ栽培の課題は沢山。


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下旬に入る頃にとりあえずのハダニ処理を。
軍手で葉を拭き取るだけの処理。
しかし傷みの進んだ葉はどんどん枯れていく。


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比較的健康な子バナナは・・・

中途半端に停止する株。
どうやら相当微妙に葉を展開し続けているらしいが、まあ停止と行ってもいいくらい。

でももうひとつの子バナナ株は・・・


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中旬頃から新しい葉が伸び始めた。

停止する株と生長を続ける株。
何が違うんだろうか?

恐らく生育障害見たいに思われる葉柄の閉じた姿なのだが、その狭い中から無理矢理こじ開けて出てこようとする姿は力強い。


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こちらは「3号」の鉢にある剣吸芽。
やはり停止中。


さてさて、2月中旬からはベランダが使えない。
予定としては5月末ぐらいまでとなりそうでまだまだ室内生活は続きそうな予定。
それどころか春夏の野菜のスタートにも大影響。
ヘタすりゃ「3号」島バナナ収穫が室内で終わってしまいかねない心配も。

マンションの改修が済んだ後に野菜系を拡大する予定なのだが時期的に難しい工期日程。
とにかく準備しながら工事が少しでも早く終わることを待つしか無いのか。
長い冬になりそうだ。


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