2009年12月 暖冬か厳冬か
時折やってくる寒波はそれまでの暖かさから一気に本来の厳しい冬へ変えてしまう。
いつの間にかそんな寒波はどんどん増えてくる。
暖冬傾向とかいってたのが徐々に寒い冬へ傾いていってる気がする。
さて、ベランダ・・・
レッドサビナの木には大量のアブラムシ。
見つけた時にはすでに手に負えない状態だったのでそれはそれはひどい状態。
月初めにそんなレッドサビナの中に「救世主」が・・・
あまり見た目好きではない感じなので数匹程駆除してしまってから気がついた。
コイツってアブラムシを捕食するアブの幼虫ではないか?
なかなかアブラムシを捕食している姿を確認出来ないものの「救世主」であることはいろいろ調べて確信。
すでにアブラムシの優勢は決定的だが何とかがんばってレッドサビナの撤収まで頑張ってもらいたい。
寒波の波は何度かやってきたがそれでもレッドサビナもジョロキアもしっかりとしている。
あまりに冷え込みがキツすぎると養液水温とかも気になるけど、そこまでは今のところ心配なさそう。
むしろ去年もそうだったけど意外と寒さに強いレッドサビナとジョロキアに驚かされる。
しかし寒波に伴う強風・・・
ジョロキアの木が傾く。
水耕装置の構造的な問題ですな。
というかここまでジョロキアが枝を張って巨大化すると思わなかったこともあるので今年は仕方が無いか。
この状態でも異変はないし、すでに巨大化し過ぎたジョロキアを今更どうすることも出来ないのでこのまま撤収まで粘るつもり。
毎朝眺めているせいかレッドサビナもジョロキアも色変わりが遅く感じられる。
レッドサビナは特に遅いような。
どれくらい色づきが進んでるのか気になったので月初と月末の比較をしてみた。
レッドサビナは色変わりが始まってからも遅い。
赤くなってるように見えても実際にはオレンジ色に近い。
なかなか鮮やかな赤色になってくれない。
ジョロキアはここまでなかなか変化が無かったけれどこのひと月でかなり色づいたようだ。
こちらも色の変化が始まってからが長い感じ。
昨シーズンのレッドサビナ同様に今年のトウガラシ類もまた1月中の収穫、撤収になりそうだ。
中旬に「トウキチ3号」(セイロンベンケイソウ)の花芽分化を確認した。
大変順調な花芽の出現だ。
数日後には室内への収容をすませて後は年明け2月頃の開花まで大事に育てる。
大事に、といっても特別なことはしないが少し液肥や大塚ハウス養液の残りとかでドーピングしてみるか。
花をたくさんつけさせるということが我が家の環境(日照条件や室温)では難しい。
液肥をやったくらいでは変わらんかな?
ベランダに戻って水耕島ラッキョウ。
以前のプランター砂耕ではこの時期葉が枯れ出してしょぼくなってくるイメージがあったけれど、今回は元々ショボイのであまり気にならない。
分球は既にこの時期一段落してると思われるので、後は春が近づくころにどれだけフサフサしてくるかが見どころか。
で、実は一番気にしているところはこの地下部分。
水耕なのでもちろんここが大事。
最初は想像以上の勢いで根が伸びていたのにどうもその後の勢いが無くなってる感じが強い。
根の長さが短いのだ。
これは装置の構造上どうしても養液槽が浅いというところに課題がありそう。
球根(鱗茎)部分を遮光のためにある程度の深さの無機培地に埋めるということが必要なので、装置の高さの大部分が無機培地(砂)の槽にとられてしまうわけで。
ここがこの装置の改善すべき点だと考えている。
密植装置に残った「マスタードグリーン」はすっかり巨大化していた。
でも寒波に勝てず。
気温5℃くらいだと無理のようでこの後すっかりしおれてしまった。
密植装置はいろいろ問題がありすぎる。
根本的に「密植過ぎる」のでその辺りの基本構造から考え直さねば。
それと害虫の問題。
我が家での葉菜栽培にはかなりな難問なのでもっと知恵を絞らねば。
何故だか一番まともなのがプランターで砂耕のダイコン。
葉はやはりムシに喰われまくるもののダイコン自体の出来は悪くない。
マンション5階でもモンシロチョウまできてるのね。
しかしながらゴーヤーを除いて水耕栽培ものよりコイツの出来の方が良いのはやはり気に入らん。
最後に・・・
すっかりバナナを忘れてた・・・
この時期毎年のことだけれどバナナって・・・
変化が無いんですな。
先月末にハダニの再発を確認していたが、それ以来所々にコロニーのように発生しては駆除という繰り返しになっている。
アザミウマも寒波で冷え込むと少なくなるものの、完全にいなくならない。
まだまだ課題山積の島バナナ。
何とか春までに害虫駆除という目標だけでも何とかメドをつけたい。