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2006年08月 島ラッキョウ開始

いよいよ酷暑本番。

天候が良ければ午前7時過ぎには軽く40℃を超えるベランダのコンクリート表面。
暑くて目覚めることもあるのだが、朝の水やりはすっかり5時半ごろになってしまった。
秋には年相応な生活に戻れるのだろうか。
妙な心配が増えた。

連続発生しても直撃がなかった台風。
でも影響はベランダに。
「マリア」(台風7号)はそれほどでもなかったが、「ウーコン」(10号)の長時間の風はバナナの成長をストップさせ、ゴーヤーの状態を一変させた。

そんな中、そろそろ秋植えスタートもあったり。


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左:葉は力なく垂れる。
右:「すだれ」代わりにはなるが。


今月の島バナナ。

台風まではいつものマイペース成長だったが、「ウーコン」を境に2号、3号とも完全停止。
まともに3、4日間、強風にあおられた葉はボロボロに垂れ下がり、古い葉には葉柄から折れたものも。

過去にも台風で数日間成長が停止したことは何度もあったが、今回は何だかダメージが思った以上にあるのか復活の兆しがない。やや不安。
この時期何故か不安定なEM系を減らし、3000倍位の薄い液肥を潅水代わりにするが変化なし。

黙って回復を待つしか無いか。


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左:隙間だらけのカーテン。
右:今シーズン初収穫。


多分収穫最盛期になるはずだったゴーヤー。

月初は小振りながら4本を収穫したまでは良かったのに。

こちらも台風を境に全体の濃緑色が驚く程薄くなり、ツルの勢い、開花の勢いも嘘のようになくなってしまった。
この時期全国的に同じような生育不良の話を耳にした。
春の天候不良が影響してるのか?

おまけにとうとうカメムシが発生。
葉や茎から汁を吸っているようなので駆除する。
種類はよくわからなかったが赤茶色のカメムシを見つけるたびに1匹ずつ手で追い払う。
クサい。

やっぱりカメムシは好きではない。

地上部に勢いが無いとはいえ、それでも潅水量は過去最高だろうか。
ゴミ袋の底5cm位水がたまっていても半日で干上がっている。
根もまだまだ伸びまくっているので、夏場には取り去る予定だった外側の黒いゴミ袋が外せない。
内側の袋に見える白い根が太陽光にさらされてしまう。

勢いに陰りがあるのは台風だけではなく、日照、栄養不足の面もありそう。
今年の品種は大型種の「願寿」(がんじゅう)だったのでせめて25cm位にはならないかなと考えていたが、今一歩及ばず。
結局月末までにもう4本何とか収穫。

どうやらこの時期EMは今イチなのだが、微生物資材であるがゆえに、気温が影響しているんだろうか?
米とぎ汁発酵液はどうしても出来のバラツキもありそうだし。
バナナも共通しているが春から初夏ぐらいまでは何かしらの反応が見えたりするのに、どうも真夏はダメな感じがする。


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左:「宮古島備瀬」は伸びが早かったが。
右:葉が枯れだす「読谷備瀬」。


続いて紅イモ「備瀬」。

「宮古島備瀬」「読谷備瀬」ともに台風を境にツルの伸びは鈍化。
「読谷備瀬」については下の方から葉が枯れてきた。
潅水量がまだつかめない。
少なめには押さえているのだけれど。


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左:元の再生土。
右:半分を川砂に入れ替えた後。


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で、プランター大盛り。


今月スタートのもの。

いよいよ待望の「島ラッキョウ」が宮古島より到着。
酒にピッタリでプランターでやるにはこれでしょ!

Oさんにお願いしていた泥付きのラッキョウ。
宮古島で一般向け栽培用に売られている球根らしく、農協のものではないと思う。
島ラッキョウといってもいわば早穫りのラッキョウなだけで、さらに現在沖縄で栽培されている品種はほとんどが台湾からの外来種が元になっているらしい。
そういう点から内地でも栽培されている玉ラッキョウ系(台湾系)と実は近い品種なのかも知れない。
「エシャレット」(早穫りの根ラッキョウ)とは見た目では区別がつかないのもわかる。
でもわざわざ宮古島から送ってもらえたので「島」ラッキョウとして育てたい。

で、島ラッキョウを思いついた半年程前からラッキョウのプランター栽培法の情報収集をしていたのだが、意外と情報が少ない。
露地栽培や「エシャレット」の栽培なども参考に準備を進めていたのだが、準備した土は「砂が向いているが土は選ばない」という情報を信じて春から使用の土の再生土だった。

ところが球根が到着した頃に、別の情報で砂と土で圧倒的に成長に差が出ることがわかったので大慌て。
(ラッキョウの産地は鳥取等の砂丘地が多い理由が納得できる程)

急遽、川砂を購入、再生土と1:1になるように入れ替えた。


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左:島ラッキョウ球根。
右:植え付けのイメージ。


予定より2週程早く球根の植え付け。
Oさんの奥さんのアドバイスも元に3球ずつを間隔8cmで2条、深さ約6cmにした。
やや狭めな気もするがプランターだし、まあいいか。

後になって酸度調整のくんたんの比率が気になったので「上岡式条溝施肥」風(笑)に草木灰を施肥しておく。

潅水は砂が湿る程度のやや少なめを心がける。


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左:「島ラッキョウ」は1週で芽が出始める。
右:草木灰施肥から10日後で少なめに「IB化成」を施肥。


少し涼しくなった月末。

「IB化成」を入手。
どこにでも売っている「マグァンプ」と迷ったが、入手しにくい「家庭用」IB化成(10−10−10−1)をあえて入手。

やっぱり「EM」(米とぎ汁発酵液)の不安定な感じが気になったので気候に左右されにくい緩行性化成肥料として併用することに。

まずはバナナとゴーヤー、島ラッキョウに。


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