2007年10月 アオムシ攻勢
さすがに寒さも感じる日もあるが、それでも暖かい10月。
ホント、どうなってしまうんだろうか?
これまで島バナナの室内移動は10月から11月初旬に完了させていたが、どうやら今年はさらに遅らせることになりそうな予感。
移動の目安にしているのは当地の最低気温が12℃を下回り始めて数日続くこと。
なのだが今年は一時的に下がることはあっても、13〜15℃くらいの日がずっと続いている。
今年に限っては結実中ということでありがたいことなのだが。
小さくても見た目かなりパンパンにマルマルとした、
「らしい」カタチにはなったと思うのだが?
気のせいかな?少し付け根が黄色い?
花の開花も落ち着き始めてなんとなく変化がなく毎朝の景色もほとんどない。
後は収穫のタイミングを考える、だけ。
場合によっては屋内で収穫も有りかと前に書いたが、どうやら暖かい気候のおかげで何とか11月中旬までにベランダで収穫となりそうな予感。
その場合、開花から約4ヶ月弱くらい。
思ったより順調、というべきか?実が小さいから遅いのか?
ハートも健在。
ベランダ床面から1mちょいの高さ位まで下がっている。
どこまで「花」入ってるんだろうか?
「花切れ」になる時を見てみたくなった。(笑)
どのくらい開いたのか段数を数えてみようかと思ったが、すぐあきらめた。
だって結構複雑な開き方してるもんで。
苞の外れた後を見るとどうやら左回りの螺旋状に苞は開いていくよう。
大体3段で一回転ってところか?
見れば見る程、不思議な構造してる。
バナナの花にも雄花雌花がある。
ついでにその間に両性花(中性花)というのも存在する。
現在のうちのバナナでいうと、
結実して肥大しているのが「雌花」(の子房部分)。
肥大せず小さいままでくっついているのが恐らく「両性花」。
その後ひたすら咲きまくってはぽろぽろ落ちていくハート部分の花が「雄花」。
つまり今回は2段8本だけ雌花で両性花は2〜3本、残り全て雄花ということになる模様。
最近あまり取り上げていない「3号」は?
1m50cmクラスの葉をゆっくりと伸ばし続けている。
鉢が2号より小さいこともあって少し小振りなままで成長してきた感じだったが、今年は何だか仮茎の太さが増した。
もう2号とほとんど変わりないくらいの太さ。
しかし仮茎の傾きが大きいので自立出来てるのかどうか不安が。
ずっと仮茎をヒモで固定しているので、実はこれから室内へ入れた時にコケるんではなかろうか?
島バナナはデカいのだから、鉢の大きさ形状はこういう面からも重要。
左:この時期になって20cm超の実が。
今月の収穫計7本。
今月終了かと思っていたゴーヤーが暖かいせいで復活。
月前半はどんどん茂り始め、緑のカーテンが今頃分厚くなっていく。
さらに不発弾多数。
(雌花の開花と雄花の開花が、わざとやってるのかと思うくらいはっきり分離している。)
それでも中旬頃から受粉にこぎつけて、またまた結実に持ち込めそう。
さらに月末までどんどんカーテンの厚みが増していくのだが・・・。
左:真夏より分厚くなった緑のカーテン。
右:いよいよやってきたか。
あったかくても季節は秋。
やっぱりヤツらはやってきた。
ゴーヤーのカーテンの広範囲に虫食い穴多数。
まだまだ小さくて正体不明なアオムシ。
シャクトリ風なので「ウリノメイガ」か「ヨトウガ」か?
でも葉っぱ1枚に大体1匹しかいないし、土の中でサナギになるヨトウ系は未だマンション5階の我が家では見たことないし、やっぱり前科のある「ウリノメイガ」だろうなと推測。
推測大当たり。
葉を紡いで中に潜む白いラインの入った大きくなった幼虫を後に発見。
次に「パセリ」(未紹介)にシャクトリ風アオムシ複数種。
気付いた時には半分以上ボウズになってる。(ガーン)
相当ショック!
まだ葉っぱ一枚も喰ってなかったのに!
一種はどうやら「タマナギンウワバ」らしい。後不明。
さらに「バジル」(未紹介)にもアオムシ。
バジルは既に花がつき、枯れ始めている末期状態なのでまあいいか。
このアオムシはシャクトリ風ではないので今のところ不明。
他には「大根」(今シーズン未紹介)にもアオムシ。
・・・もう「ナニムシ」でもよくなってきた。
おまけに、ヒラタカタカイガラムシ再発生。なんと島バナナ「2号」の葉やゴーヤーにまで。
「波照間2号」(葉から芽)には黒いアブラムシ。
いっぺんに来るなよ!
実は月後半に風邪で2週間ほど体調悪くして、EMストチュウ散布間隔を空けてしまいこの有様。
ストチュウって効いてるのね。
ゴーヤーは「ベト病」も発生したので虫食いの葉、病気の葉を片っ端から除去。
おかげでカーテンは再びスカスカに。
後はとにかく「テデトール」で害虫駆除。
何とか害虫は小康状態に。
最後に「島ラッキョウ」。
何とかほとんどの球根が発芽。
相当成長が遅れているのでどうなるか先行き不透明だが、とりあえずIB化成を一度だけ施肥。
ネギコガに卵を産みつけられていないことを祈る。
(写真省略)