
2010年06月 生長本格化
いまいちの春先の気候で出遅れ感のある中、今度は梅雨の季節。
    
今年は大変だ。
    
    
そう普通に思ってると今度はこの梅雨が雨少なめ。
    
まとまって降ってるけど恐らく空梅雨傾向ではなかろうか?
    
    
昼間は晴れ上がって気温上昇しまくりの日も多く・・・
    
    
こうなるとベランダは一気に茂り出す。


先月目覚めたバナナ達は多少ペースが安定しなかったりのんびりなのもあるけど、基本的には順調に葉を増やしていく。
    
冬の間おかしくなってた「定期追肥」のローテーションを立て直したことも影響してるかな?
    
    
基本のIB化成肥料と「硫酸加里」水溶液セットのパターン。
    
でも硫酸加里水溶液はもう少し間隔空けようかと。
    
鉢土の酸性化が気になってきた。
    
    
一度きっちり計測しておいた方が良いかな?
    
今、酸度計壊れて使えないのでまた買わねば。
    
酸性化してるなら「ミリオン」撒いときゃいいだろうし。

今月は順調に葉を増やしている島バナナ達だけれど・・・
    
こうなると早く梅雨明け後の青い空に揺れる島バナナの大きな葉を早く拝みたいものだ。
    
    
    
    
さて、次はキュウリ。


ベランダでもこれほどデカくなるのか!と少々迷惑気味な勢いで接木の「夏すずみ」はどんどん生長。
    
ベランダ水耕でも立派なサイズの葉っぱがどんどん広がるのでやはり・・・
    
    
ジャマだ。
    
    
まだ節成系の脇芽の少ない品種なので管理は楽なのかも知れないけど。
    
しかし同じネットに同居するゴーヤーがかなり押され気味なのが気にかかる。(苦笑)

でも月末に1本だけだけど初収穫にありつけた。
    
たいしたもんですな。
    
養液水耕だとこのキュウリも手が掛からなくていいかも知れない。
    
    
いや、収穫出来たらすっかり気に入ってしまう単純な思考回路をどうにかせねば。

キュウリに押され気味だったゴーヤーも月の後半は勢力を盛り返してきた。
    
でも、まさかのこんな早い時期にムシ発生。
    
    
見つけたムシはシャクトリ型のまだ幼令幼虫。
    
正体がハッキリしないけどおそらく「ウワバ」系だと思われ。
    
(でもハデな模様の「ウリキンウワバ」ではない。)
    
    
とにかく「テデトール」でこまめに根気よく捕り続けているがなかなかムシ喰い葉は無くならない。
    
それどころか「伏見甘長」や「オレンジキャロル」(ミニトマト)にも転移し始めた。
    
毎年ベランダに広がるムシは違うのだが・・・
    
今年はコイツが流行な様子。
    
    
今月は養液ECを1,3から2,6へ上方修正し、さらに大塚A処方に「大塚ハウス9号」も加えている。

ミニトマト「オレンジキャロル」は背丈がとにかく伸びる。
    
ハッキリ言って「徒長」してますな。
    
    
やはり日照時間が短い我が家のベランダではまだ太陽光が足りないか。
    
この状態だと養液水耕栽培だとなおさら徒長しやすいようだし。
    
    
比較的雨や曇りの多かった月前半には養液のECが下がりやすい状態だったけど、後半の晴れの増えた頃から減水だけが目立つようになってきた。
    
予想外に安定している養液ECにかなり助けられてる感じがする。
    
    
それにしても伸びすぎ。
    
ベランダ手すりを軽く超えてあまりに危険になってきたのでやむなく本芯の果段3段までで適芯。
    
しかしさらに脇芽が爆伸してまた適芯。
    
それでも伸びる上方部分は結局伸びるたびに適当に切り落とすことにした。
    
これほど上に伸びるとは思わなんだ。
    
正直ベランダではやりづらいですな。
    
    
開花の始まった2週目頃から大塚ハウス9号もA処方に加え、さらに3週目頃にはECを1,3から2,6に上方修正。
    
受粉が一部うまくいかなかったものの徐々にミニトマトの実が姿を見せ始めている。


今年は養液水耕、鉢植え土耕の2株体制の「伏見甘長」は横のミニトマトの草勢が凄過ぎて見劣りするものの、まずまずの調子ですかな。
    
1週目に脇芽取り、中旬には水耕株に一番花開花。
    
3週目にはECの上方修正(EC 1,3から2,6)とこちらも大塚ハウス9号導入。
    
去年のような落花もあまり無く月末には結実も確認出来ている。


さて次は島ラッキョウを。
    
    
収穫しなかったのですっかり写真の有様。
    
さてどうするか?
    
    
散髪してみた。
    
    
また生えてくるかも知れない。
    
いやきっと生えてくる!とそう願いながら散髪してみた。
    
たとえ波平みたいになったとしてもまた生えてくるはずだ。

ついでなので水耕島ラッキョウの方も散髪。
    
    
こちらはもう継続する理由が無くなってきたのでヤメても良いのだけれど。
    
水耕で島ラッキョウを育てると冬がツライということなのだ。
    
    
    
さてここからは新たなる養液の沼のハナシ・・・


ゆくゆくは「島バナナ養液水耕」を実現するに向けての第一歩となるはずの・・・
    
    
「セイロンベンケイソウ」養液水耕を開始。
    
装置はパッシブ水耕でメッシュタイプの「ペン立て」に礫(レキ)を入れて容器に満たした養液に浸すというもの。
    
    
最初は養液濃度が高過ぎて萎れてしまったけれどさすが生命力の強い植物。
    
頑張って根付いてくれた。
    
    
これでうまくいったら「セイロンベンケイソウ」も土無しでいけるし、ベランダからはどんどん土をなくすことが出来る。
    
そうなれば後は・・・
    
    
島バナナだ。


「養液の沼」もうひとつは葉菜類。
    
    
我が家では一番苦労している、というか「うまくいかない」という方が正確なのが葉菜。
    
原因のひとつはムシであることは明らか。
    
    
ということで室内栽培という方向になってきた。
    
パッシブ栽培は徒長がひどいものの喰えるものがとにかく育った。
    
ならば環境がもう少しマシになれば何とかなるのでは・・・


密植装置も再び起動。
    
実は先月室内で稼働させ始めた葉菜装置だがやはりなかなか軌道に乗せられない。
    
なのでいよいよ「植物育成灯」使用の装置作り込みを開始。
    
今の真夏の高い気温(室温)では実際栽培は難しいけど、この時期だからこそいろいろ作り込んでいって秋からの本格稼働を目指したい。
    
    
養液の沼、溺れても今のところ苦にならず。

