2010年07月 ゴーヤー好調
夏の暑さはいよいよ本格化。
そして夏野菜の収穫もいよいよ今月から本格化。
養液水耕栽培2年目の今年は去年よりレベルを上げたいところ。
新たに先月から導入の「大塚ハウス9号」の効果がどう出るのか?
結果が早く欲しい。
それではまずはゴーヤー・キュウリから。
「大塚ハウス9号」の導入は一言でいえばゴーヤーの実をもう少し立派にしたいという野望から。
何度も書いてる通り我が家のベランダは日照時間は短い。
一番日が長く当たる場所で夏場、せいぜい朝から昼までの7時間程度といったところだったりする。
ゴーヤーの場所はもっと短い。
そして午後は完全に日陰の世界なのでせめてこれくらいの「ドーピング」しないと店で売ってるようなゴーヤーには近づけないではないか。
そしてもうひとつ、今年はゴーヤーの株を「節成ではない」願寿1株に絞ったことも結果としては良い方向に向いたかも。
初旬に最初の1本を収穫してから7月ひと月で7本のゴーヤー収穫。
数こそ多くはないけれど25cm前後のクラスを連発。
我が家のゴーヤー栽培最大記録になる31cmも出た。
節成系で小振りなのをたくさん収穫するのも良いけれど、収穫とかが大変過ぎる。
我が家の消費量を考えたらこれくらいの方がちょうど良い。
(まだちょっと多いかも)
まずまず納得出来るサイズを連発出来たことはやはり「大塚ハウス9号」の好結果だろうと考えている。
株数が減ったといっても同じ装置に今年は節成系キュウリが同居してるので、それについては関係は微妙かも知れないが。
でもこれでゴーヤー栽培についても我が家なりの「カタチ」が固まったかな?
そして同居のキュウリ「夏すずみ」の方も出だしは好調。
今月は12本を収穫。
イヤという程キュウリを喰うハメになった。
でも実のサイズ的にも普通に売ってるものと変わらないものが12本なのでちょっとは家計の助けになったかも。
1本40円としても480円?
・・・全然投資に見合ってないわな。(笑)
そんな中、月末の天気が崩れた日に突然おかしくなった。
葉に黄色い模様。
調べてみると様子的には「モリブデン」「マンガン」の欠乏時に出る症状に思える。
そうなのかどうかはともかく、養液のpHは急降下していた。
養液調整に限界を感じて結局養液の全量交換を実施。
これで何とか最悪の事態は免れた。
やはり養液水耕栽培は養液の管理が重要であることは当たり前なのだが、これがまた奥が深いわけですな。
今年は養液管理の精度をかなり上げられたという自負はあるけれども、やはりまだまだ修行が足らん。
でもなんというか・・・
いつのまにか家庭菜園から外れた別のことやってる気分になることもしばしば。
何か違うといえば違うのだけれど、でもたどりつくのは野菜の収穫。
不思議な感覚が養液水耕栽培の魅力かも。
日照量の少なさから今まで手を出さずに避けてきた「ナス科」。
ミニトマトなら何とかなるかなと挑戦しているわけだけれど・・・
養液水耕ならではの徒長気味の生長とスローなテンポ。
やはり日照量の問題を感じることに。
「大塚ハウス9号」の加勢はあるものの、元々の大塚A処方もトマトには不安。
夏のトマト等に向けてはSA処方というのがあるわけで。
そんな中である程度の結果は出せるのだろうか?
ミニトマトってここまで背が伸びるとは思っていなかった。
バナナ顔負けの勢いでなんと天井に到達。
仕方なくゴーヤーやキュウリのグリーンカーテンに誘因するという事態に。
来月あたりグリーンカーテンに実るミニトマトが見られるかも。(苦笑)
そしてやはり大塚A処方の影響か、「尻腐れ果」が出てきた。
ある程度は出るかなと覚悟はしていたけれど想像以上に多い。
それでも残った実はようやく色が変わり始めた。
ミニトマト「オレンジキャロル」今月は13個収穫。
初のトマト収穫は巨大に生長したわりにショボかった。
ハダニにもやられたりしていてとても思うような出来にはなっていない。
まだまだトマトについては勉強が必要か。
でもそれだけではどうにもならない「日照量」という問題が。
さてさて「夏の酒のアテ」として定着させたい伏見甘長は順調。
去年のような「落花」も最初は少なくどんどん結実していく。
相当に期待していたものの・・・
まさかの「尻腐れ果」が出た。
その後、水耕株については養液の全量交換をするハメになる。
やはり養液のpHが安定しなかったのだ。
それでも今月の大ヒットはこの伏見甘長に。
今月の収量は水耕株15本、鉢植え土耕株4本。
これでさらに収穫しきれなかった実がまだまだたくさん実ったまま。
酒のアテがこんなに採れたら来月は酒の方が足らなくなりそうだ。(喜)
今度は自宅で酒の仕込みも・・・
それはいくら何でも無理か。
伏見甘長に関してもミニトマトと同じく大塚A処方とハウス9号の影響が出た模様。
しかし養液全量交換後はミニトマトと違い完全に立ち直ってくれたのでこれからまだまだ期待出来そう。
最後はセイロンベンケイソウ養液水耕続報。
黒いアザミウマにたかられてしまって葉が傷んだものの、生長ペースは良くなっている。
ここまでは期待していた通りのいい感じだ。
でも問題はこの先にある。
まだまだ先だけれど冬になった時、養液の温度を上げないまま無事に越冬が出来るのか?
実はここが一番の課題かなと考えている。
それがクリア出来るメドがつけば、いよいよ「島バナナ養液水耕」に挑戦出来るのではないかというのが今のところの見解なのだ。
まだまだ先は長いけれどここは慎重に「バナナに愛を」・・・
・・・で、
今月の島バナナの様子は?
お詫び:
あんまり変わり映えしないので割愛ということで・・・