2010年08月 暑過ぎ採れ過ぎ
夏の暑さは本格化を通り過ぎて「暑過ぎ」。
当地は最高気温が34〜36℃程度の日が続いていた模様。
日本一の記録が出てニュースになるわけではないけど、これだけ暑けりゃ十分人生最高の暑い夏かと。
この暑さにはさすがに心配が出てくる。
ニュースでも報じられる野菜の高騰。
我が家のベランダも生育に心配な面が。
しかしそれは思わぬ方向に。
ゴーヤーの好成績は先月からさらに継続。
当初はやはり25cmクラスを量産したが・・・
先月末のキュウリの草勢がガクンと落ちた後に少し遅れた感じでゴーヤーにも一時停止の様子が。
雌花がまるで無くなった。
やはり暑さの影響か、それとも大きな実を結実させ続けた影響か?
少し経ってから雌花がまたつき始めるが、「休憩明け」は収穫サイズは20cm前後に落ちた。
何だかんだで今月は16本を収穫したものの、明らかに例年より衰えが早い。
ところが収穫サイズで株の勢いが落ちてるハズであることを感じてはいるのだが、何故だか草勢はそうではなかった。
月初の「グリーンカーテン」やベランダの様子は・・・
こんな感じ。
まだカーテンはスカスカだし、伏見甘長も姿がわかる。
でも月末頃には・・・
ゴーヤー、キュウリ、ミニトマト、伏見甘長が一体化。
ゴーヤーとキュウリのカーテンの中にオレンジのミニトマトが結実し、伏見甘長の枝の中にキュウリやらゴーヤーが結実する始末。
ジャングルは大げさでも十分「垣根」がベランダに出来上がってしまった。
養液の補充(加水)はベランダに這うように垣根の下をくぐって装置にホースリールで、というまさかの格好でやるハメになってしまった。(苦笑)
それに緑が増えるといろいろやってくる。
ある朝はこんなのも・・・
「キイロスズメバチ」と思われ。
一定の距離で威嚇してくるイカつい姿にさすがにベランダから撤退したのは初めてのことかも。
さて、先月末に急にダウンしたキュウリはその後徐々に復活。
でも結果としてはその後は結実サイズは小さくなった。
キュウリも夏バテするのか?
復活後のツルにきれいな葉が出てくるものの、相変わらず葉の縁が黄色くなる。
この症状は遂に克服出来なかった。
さてさて、そんな中でも先月から続いて今年一番の大当たりは水耕の伏見甘長。
一回あたりの収穫も「てんこ盛り」。
今月の収量は水耕株100本位、鉢植え土耕株14本。
見落とした土耕の伏見甘長を赤くしてしまったのは失敗だったけど。
でも酒のアテがこんなに採れてもやはり酒が足りない。
水耕株の背丈は160cm程度まで伸びてベランダ手すりを超えてハミ出し始める勢い。
さらに20L容量の水耕装置に毎朝10L程度の加水を続けるくらいに養液ガブ飲み状態。
飼い主は酒をガブ飲み出来ないというのにこんなに飲みやがって・・・
すでにピークを過ぎてるミニトマト「オレンジキャロル」は、最初で最後であろうまとまった収穫を初旬に。
現状から見てもうまともな収穫は見込めない。
早めに撤収を、とも思ったけれど・・・
ゴーヤーやキュウリのカーテンにどんどん飲み込まれていくミニトマトだけ、どうやって撤収出来るのか?
トマトの枝の先端もあちらこちらから出てきている。
ということで撤収見送り。
では猛暑真っ盛りの中の島バナナ。
夏こそバナナのシーズンのはずなのに何かいまいちな姿。
どうも越冬明けから勢いが一向に戻らない。
鉢土のpHを調べてみたら7.0位。
もう少し酸性に傾いてくれた方が良いのだけれど。
それでもボチボチと新葉は出してくれていて4株とも完全に生長が止まっているわけではないようだ。
それではその他も簡単に・・・
今年2月に植えた砂耕島ラッキョウ。
9月初旬頃からがラッキョウにとっては新たなシーズン。
ボチボチと葉が出てきてはいるけども、ここから復活してくれるかどうかは微妙な様子。
そういや追肥一切やってないし・・・
まあなるようにしかならんか。
右の写真は密かに育っていた土植えのアイスプラント「プリアン」のツボミ。
実家に出荷した苗の残りがそのままこうなった。
でも暑過ぎたのか花は開花したのかどうかよくわからないうちに萎れてしまっていた。
残念。
さてもうすぐ秋シーズンのスタート。
こんどこそは、と準備を進めているのは・・・
装置の改良は密かに継続中。
でも残暑が厳し過ぎてこのままの気候ならまた失敗しそうで・・・(苦笑)