2011年03月 春に向かって
冬から春へと変わるこの季節。
本来なら春のスタートに向けて準備が進む季節のはずなのだけれど。
あまりに大きな災害。
当地は直接の影響は無かったものの、ジワジワと影響が見えてくる。
一体どうなるのか?
どうにもならんか。
もうただ黙々と経済活動を続けて長く復興を地道に支えるしか無く。
思い悩む間にもバナナも野菜も育ち続ける。
気温はじわじわと上がる。
室内の葉菜の装置内は勢いづいてくる。
コマツナは巨大化。
どうしても貧弱な細い格好だけれどそれでも室内で出来ているコマツナとしてはもう十分なもの。
横のリーフレタス類がどんどん押しやられてしまう。
コマツナの収穫タイミングというより、レタスがヤバいという理由でコマツナを全収穫。
株によってもバラツキはあるけれども、まあ室内栽培の要領はかなりつかめてきた。
でもしばらくはコマツナ喰いたいとは思わないかも。(笑)
たくさん採れ過ぎ。
装置下段のパセリを放置していることに先月気付いてその後も放置を続けた結果。
すっかり「アフロ」になっていた。
これは早く散髪しないと。
しかし結果としては全てを収穫出来ず。
半分程収穫してもすでにザル一杯。
パセリをこんなたくさんどうすれば良いのか?
思いつくのはドライパセリにすることくらいだった。
しかし小ビン一杯のドライパセリ、使い切れるかねぇ?
フリカケにもするくらいで使わないと無くならない気がする。
ちょっとパセリの栽培はこれからよく考えねば・・・
さてさて先月タネを播いていたヤツから葉ダイコンをコマツナの跡に、そしてレタス「レッドファイヤー」をパッシブ装置に。
コマツナも用意しているのだが、まずは「以外」を先に喰いたいので葉ダイコンに。
パッシブにレタスを入れたのは葉菜の装置内の温度が既に限界だろうということで。
実際すでに抽苔しているものも出てきている。
装置内温度は23℃前後。
やはりムリですな。
さてパッシブでも室内の温度が20℃前後になってきているのでいつまでもつやら?
装置内はすでにフニャフニャになっている。
冷静に見ればリーフレタスには見えない。(笑)
では日中暖かくなってきたベランダはどうか・・・
島ラッキョウは見たこと無いくらいに葉鞘が太くなっている。
元々小粒の宮古島在来種でもこんなになるのか?
土の中のラッキョウの球がどんな風になってるのか興味のあるところ。
まあ、もう少し待たねばならんかな。
セイロンベンケイソウの様子はさほど変わらず。
とはいえ室内の水耕株「トウキチ4号」とベランダの鉢植えでは姿見が変わってるのでここで比較を。
写真左上が室内「トウキチ4号」。
本来の健康な色、そして室温が上がってきたせいか上部の複葉がしっかりと太陽に向かって開いている。
うまくいけば来年2月位から花が付くかな。
右上が外の鉢植え。
波照間から来てすぐの頃は外での越冬は考えられなかったけれど、環境に適応しつつあるのがわかる。
まださすがに赤みを帯びているがしっかりたっているだけでも相当耐寒性が増している。
ただ成長点が無事かどうかが今のところ不明。
それでは最後は島バナナ。
子バナナのひとつが新葉を伸ばし始める。
そして月末までには展開終了。
だいたい冬眠から目覚めるのは子バナナの方からっぽい。
まだ沈黙する「4号」「5号」。
下側「5号」の葉が黄変し始めている。
後1ヶ月半くらいで越冬終了かという時期だが、これは恐らく葉っぱが無くなりそうだ。
どうしても冬の間に葉数を維持することが出来ない。
それが出来ればバナナハートの出現への近道になるのだが。