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2011年09月 台風と季節の変わり目

今月は台風2つの接近で風対策に追われる。
以前なら島バナナの鉢は室内に避難させてたこともあったけれど、最近の台風接近時の当地の影響の出にくいことから対処に迷いがちだったりする。

近づく前は強風に見舞われるのだけれど、いざ接近すると風が無くなる。(苦笑)
地形的なことであるとは言われているが、さほど離れていない所で大きな災害になってたりすると本当にこの幸運に感謝する。

台風が過ぎた後は一気に気候が晩秋に。
秋らしい季節もほとんど感じられないまま夏からあっという間に寒くなってしまった。


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「タラス」(台風12号)の接近2日前からベランダは風にあおられ「5号」バナナの葉身が切り刻まれる。
1日に再接近。
接近時の風はやはり大したものではなかったものの、「5号」バナナの古い葉から2本の葉柄が折られてしまった。
最近は台風が来ても「バナナ」はもうベランダに放置しっぱなしになってしまっている。
ただし一応は偽茎が折れないようにロープでの固定を強化したり、微妙な位置調整等を行なっている。


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見事に切り刻まれてしまってバナナらしくなったかな?

でも考えてみれば、ハダニがまた再発しているのにこんな葉身になってしまったら薬剤散布がやりにくいではないか。
また相当に時間をかけて散布するハメになるわけか・・・


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「4号」バナナの偽茎切断後徐々に生長ペースを上げてきている。

相変わらず新葉のサイズが小さいものの、順調に葉数は増えている。
それにしてもサイズが完全に「子バナナ」達と同じ位にまで小さくなったので本当にこれが「4号」なのだかどうだか?
ひょっとしたら「4号」の中に入ってた「吸芽」だったりして・・・(笑)
吸芽が中から出るなんでことはないと思うが、違和感がないくらいそんな感じ。
はたまた「バナナの若返り」とでも呼ぼうか?


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しかしサイズダウンというのには「モザイクウイルス」感染という可能性も。
散々ハダニやアザミウマにやられてきているのでそんなこともありかと一応は思い浮かべている。
ただ今はこれ以上にどうこう出来ないのでこのまま様子を見守るのみ。


さてさてバナナ達も「ロウキー」(台風15号)通過後の一気の気温低下ですっかりペースダウンしてしまう。
もうそんな季節になってきたのですな。


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ゴーヤーの養液水耕はもうある程度コツが掴めてきたものの、養液のpHの低下や養液補充の間隔等まだまだ課題も痛感。
基本的には養液栽培開始から時間が経過するとpH値は上昇するはずなのだけれど、とうとうここまではその兆候がない。
いろいろ調べてみてはいたのだけれど結局原因は今だ不明。
そして今年は特にヒドイのが大量の収穫前の実を「黄変」させてしまっていることだ。
9月の時点ですでに30本以上をダメにしてしまった。
理由は恐らく養液量が不安定であること。

真夏の凄まじい養液の吸い上げに「ガス欠」が発生していると思われる
1日で約15L位の養液がなくなっているのだけれど毎日給水する余裕が無い。
今年はゴーヤーを2株栽培していることも更に良くなかった。


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月末になってヤツが登場。
ウリノメイガは去年は来なかったので2年振りとなる。
ところが何故なのかこの1匹しか見当たらない。
毎回1匹見つけると間違いなく10匹以上見つかるのだけれど。(笑)
不気味だ。


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そしてさらに病害も発生。
毎年必ず発生する「ベト病」とさらにどうやら「ウドンコ病」も出ているらしい。

こうなるともう撤収までわずかですかな。


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月末には「伏見甘長」の収穫を再開。
先月強風で倒壊しかけたので枝先を剪定していたが、無事結実するまでに復活。
やはり夏の酒のアテはコイツがいい。(笑)

少し落蕾がひどくなってきているけれど、もう少し収穫できそうだ。


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そして中旬にスタートしたのが「ミニダイコン養液水耕」。
ただしこれはまったくもって自信がないので「実験」ということで。(笑)

固形培地を用いない養液水耕では根菜が難しいというのが、最近ではいろんなアイデアで根菜も養液水耕で栽培可能になってきているそうな。
個人の方のアイデアも見かけるようになってきたので、ここいらでちょいと試してみたくなったのだ。

ちなみに先月から砂プランターでミニダイコン栽培もまた始めている。


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最後は「トウキチ4号」。

2度の台風で室内に避難したのはこの「トウキチ」だけ。
養液の補充だけ気を付けていたので更にデカくなってしまっている。
70cm程あれば開花は望めるのに現在1m越え。
デカくなる程風に弱くなるのでこれ以上は伸びないで欲しい。

次の2月の開花を目指すので盆明けから大塚ハウス9号の比率をやや上げている。
そして何より短日条件の確保が大事なので夜間の管理に気を付けている。


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