K-1Works
Top | ばななはあと | 輪行記 | Tea | Accessories | BBS | Link

1209645.jpg

2012年01月 冬の強行栽培

年が明けての1月。
これから本格的に寒くなるはずなのでそろそろダメになるものが出てくるかな?

そんな覚悟もしつつどうか今年は島バナナが結実しますようにと願いを・・・

休眠中のバナナは今のところは傷みも比較的少なくて順調な越冬中。
ということでほとんど話題も無いのでまずはベランダの方から。


1209426.jpg1209638.jpg

とうとう年越しの「オレンジキャロル」はさすがに主枝そのものの伸長は止まり、葉の色の変化が顕著に。
下葉から赤黒い変色が目立ち始めていて、生長点付近では葉の付け根側から黄変。
リン不足と鉄不足の症状ではと推測。
寒くなってさすがに養液の吸い上げ自体弱くはなっているのでその影響もあると思うけれど。

それでもしつこい管理人は止めない。
こんな時期だというのに今さらながら養液の全量交換を実施。
pHの高止まり傾向をリセットしようという悪あがきを・・・
リンや鉄分はpHが高めだと吸収されにくいはず。


1209423.jpg1209640.jpg

株元は木化が始まっていてゴツくなり始めている。
主枝は春まで持たないかもしれないけれど、根元が残ったらそのまま脇芽から再生させて継続栽培できそうにも思えてきた。
養液吸収が止まっているわけではなく、ミニトマトはジワジワと肥大を続けている。
この寒さでも何とかなるものなのか?
しかし積算温度で赤くなるとされるトマトはこの時期、青いままでジワリと肥えていく。(笑)
これでは裂果が出そうなものなのだけれど・・・

今のところは裂果はなく、いつ割れるかとビクビクする風船のゲーム状態が続いている。


1209755.jpg

でもいい加減にもっと色付いてくれて収穫をどんどん進めたいのが本音。
ビクビクではなくイライラなのだ。


1209752.jpg1209792.jpg

中旬を過ぎた頃から「伏見甘長」の草勢が一気に落ちた。
葉が垂れてアブラムシのコロニーが出来てたり。
大きくなりきれていないトウガラシの実のなかには赤くなり始めるものも。

数日間様子を見てみたけれど変化が無いのでここで終了ということに
最後に何とか喰えそうなサイズのものを収穫し、エアレーションを停止。

今回の栽培は出遅れたことがあってか、初の年越しになってしまった。
それでも400本超の収穫を実現できたのでかなり成績は良かったと思う。
問題は酒のアテがこれだけ採れると酒代が足りないこと。

株の撤収はもう少し経ってからに。


1209429.jpg

ツルなし「赤花絹莢」の方はジワジワと収穫がスタート。
草勢が寒さのせいでイマイチとはいってもけっこうよく結実してくれている。
欲を言えばもう少しまとまった収穫が出来ればいいのだけれど・・・

しかしこの調子だと春頃に終わってしまいそうな心配が出てきた。
越冬のはずが真冬にチビチビと収穫して春に終了だと悲しい。


1209412.jpg1209446.jpg

ここからは室内。

去年はまずまず収量を上げられた葉菜装置には出遅れ感が・・・(悲)
最初に定植出来たのは葉ダイコン。


1209667.jpg

去年は作りすぎてエラい目にあったコマツナすら育苗がうまくいっておらず、レタス類はほぼ絶望的に失敗し続けていた。
発芽しても定植サイズまで育たないという悪循環が続いている。
一番作りたいのがレタス類なのでひどいシーズンになりそうな予感。


1209789.jpg1209790.jpg

それでも何とかレタス類、カブも立ち上がり始めている。
当初は予定していなかった葉菜装置のラック下段も使用開始。
まだまだこのままでは終わりたくない。


1209827.jpg

どうやら我が家ではペレット種子のレタスにした方がいいのかもと思うようになってきた。
今シーズンはこのラック内の高温を避けるために窓際にレタスを配置していたけれど、あまりの天候不順で日がほとんど当たらない。
最近の品種では普通になってきている「晩抽性」で育苗によさそうなペレット種子タイプにすればラック内で問題なさそう。


1209411.jpg1209715.jpg

もうすぐ開花を迎える「トウキチ4号」の様子はこの1ヶ月で発雷が進みどんどん花苞が膨らんでいる。
これだけのスケールで花序が形成されるのは我が家では初めてだと思う。
小さな鉢植えでは条件が悪かったのだとつくづく思う。

あまりサイズの違わない容器なのに養液水耕にするとこうなることが素晴らしい。
草丈がデカすぎるのが気に入らないけど。(笑)

当初予想してた開花スタートは1月末だったのだけれど、中旬以降の冷え込みのせいなのか遅れてきている。


1209514.jpg

島バナナはやはり沈黙。

徐々に枯れる葉が出てきている。
これも毎年のことなので想定内だ。
実はこれでも今シーズンは少しいい傾向が見えている。
長らく苦労させられていたハダニの発生がほぼ最小限に抑えられている。
去年から始めた殺ダニ剤のローテーションの成果だと思いたい。
まだアザミウマも含めて時々コロニーが見つかることがあるものの、以前に比べればまだまだ健康な葉が多く残っている。

但し問題は2月以降に続く冷え込みで、これから悪化することは予想できるので潅水のコントロールを含めていよいよ越冬の正念場に入るということだ。


戻る ページ先頭へ 次へ