2012年02月 収穫と撤収
やはり寒くなった今冬。
元々降雪自体ほとんどない土地柄なので積雪はなかったけど、冷え込み自体は結構キツイ方だった。
日照量はかなり少なかったし、それに時折やって来る極端な寒暖差。
体に悪い・・・
バナナの越冬にとってもやや悪い条件となってしまった。
先月終了した伏見甘長の撤収に着手。
まだ寒いのでもう少し後にしたいのだけど、葉っぱが風で散らかると厄介なので上モノだけ片付けることに。
細い枝はハサミでラクに刻める位なのだけど、株元はさすがに木化しているのでノコギリが必要。
今月はこれくらいで勘弁してやる。
というかやはり寒いので勘弁して欲しかった。(笑)
さてまた春から伏見甘長はスタート予定。
それまでに残りは片付けられたらいいか。
室内では葉ダイコンがそろそろ良い大きさに。
今シーズンはなかなかいい出来かも。
ラックからはみ出してきたところで一気に全収穫した。
で、全部漬物にしてみた。
その後はさらに2回転目に向かって育苗中。
その葉ダイコンの出来の良さとは対照的に葉ダイコンの日陰になってしまって思わしくなかったのがコマツナ。
かなり遅い生長ペース。
昨シーズンは見るのも嫌になるくらい作りすぎたけれど、今シーズンは何とも極端な不作。
どうもうまく加減できない。(笑)
今シーズンは1回転で終わりそうな予感。
まあまだコマツナはそれ程体か欲していないのでそれでもいいかな。
昨年盆明けにスタートさせた砂プランターのミニダイコンがまだ残っている。
今シーズンは出来がかなり悪い。
なかなか太ってくれなくて小さいまま。
このあたりは今冬の気候が随分影響した感じがする。
日差しが少なすぎ。
ただでさえ朝の数時間しか日の当たらない場所なので致命的だった。
中旬になってコマツナ同様出遅れていたレタス類の水耕に新顔定植。
「岡山サラダ菜」(上写真左)と「マザーグリーン」(右)
「グリーンウェーブ」と「バターレタス」を育苗していたのだけれども、定植できるサイズにまでもどうしても育てられず断念。
晩抽性、耐暑性をポイントに選んだ新しい2種の葉菜で挽回したい。
「赤花絹莢」は越冬させて春収穫のつもりがとうとう冬の間収穫が続いており、ついには恐れていた草勢の衰えが。
こりゃ春に撤収の可能性が高くなってきた。
こんな事なら3月植えでやれば良かった。(苦)
この冬のオレンジキャロルの越冬放置栽培についに限界が。
養液の吸い上げもほぼ止まり、生長点が枯れ、果房には裂果したミニトマトが出始めた。
裂果が始まったらもうダメかと。
あれほどしつこく続けてたのにここであっさりと撤収を決意。
さっさと上モノを切り刻んでしまい、ある程度のサイズのミニトマトは追熟させることに。
これにて去年からのシーズン終了。
何となくだけれどトマトの面白さがわかってきた感じ。
春から再スタートをする予定。
それにしても・・・
一度にたくさん採ってしまうとどうしようか悩んでしまう。
追熟させても恐らく美味くないミニトマトをどうしようか?
オレンジキャロルってトマトソースとかに出来るのか?
やはり沈黙のままの島バナナ。
しかしながらここまでいい感じで葉がまだまだ残っている。
近年はハダニのせいで葉がほとんど残っていない状態で春を迎える事が多かったように思うけれど、今シーズンはかなり残っている。
ハダニの方もまずまずうまく抑え込めている。
しかしここからが油断できない時期でもあるので慎重に管理していかねば。
最後に「トウキチ4号」。
花苞の肥大ペースが遅くなり始めて一気に開花が遅れたのもどうやら気温の低下が原因かと。
一部の苞が肥大せずに枯れてしまったりもしてしまった。
そして月末になってようやくの開花スタート。
我が家では初のセイロンベンケイソウ水耕栽培の開花となる。
来月はたくさんの花を楽しめそうだ。