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2012年04月 新しい水耕

例年よりもやや高めの気温推移になったと思われる4月。
一気に初夏並みにまで上がる日もあってこれはこれでいろいろ困ることも。

島バナナは早めに釈放できるようになるけれど、レタス類等の葉物には厳しくなるわけで。
リーフレタスは一気にダメになってしまい初旬で終了となってしまった。

例年ベランダ周りで忙しくしている時期だけれども、今年は更に色々変更点があって準備に追われるひと月となった。


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セイロンベンケイソウ「トウキチ4号」は一週目でほぼ開花は終わったので撤収に。
困ったことにいつの間にやらアブラムシが発生し始めていて、それも撤収を早める要因になってしまう。

今回の開花シーズンは花の数は過去最高になったと思うけど、どうも質はイマイチかなという感じだった。
それでも初めての水耕栽培での開花シーズンでまずまずの結果だったと思う。


では最低気温の推移も高くなったのでここ数年では早めとなる15日に釈放を決めた島バナナ達。


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3月頃から葉の傷みが早くなりだしてたので早めに釈放できるのは助かる。
このところの調子の悪さもあるので状態を良い方向に持って行きたいし。

そして釈放時にはいつもの・・・


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殺ダニ剤散布を実施。
天気があまりに晴天で薬剤散布が近所迷惑になりかねないので、急遽バナナをベランダに寝かせて散布することにする。
今回は「ダニ太郎」の番になる。


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去年は今一歩のところまでハダニを追い詰めてたので今度こそという思いも強い。
せっかく寝かせて散布するので時間をかけて隅々までキッチリと処理してやった。
ハダニを全滅させることも島バナナの状態改善に欠かせない。


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そして半年ぶりのベランダバナナ復活。
この姿を見るだけで癒される。

かなり長期間の栽培になってたので鉢土が気になり始めていた。
ここで土のpHを確認してみるとやはり酸性に傾いている。
あまりいい解決策が思い浮かばず、とりあえず「ミリオン」を鉢土の上に撒いて上から潅水して様子を見て見ることに。
コレが良かったのかよく分からないけど、pH値が弱酸性に見事修正できた。(笑)
さてこれからはバナナの季節だ。


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放置しっぱなしだったコマツナもとうとう枯れ始めてたので20日に収穫して撤収に。

気密性が高いマンションではすでに室温が葉物を育てるにはムリのある温度になっている。
根本的にバナナとレタス類などの葉物を同時に栽培しようとしている管理人がバカなのだが。(笑)
それでも何とかならんかなと考え続けている。


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リーフレタスを撤収後にまだ残してたカブ「スワン」もかなり引っ張り気味ながらまだ放置。
今回はタネ播きのタイミングの難しさを思い知らされた。
やはり夏秋シーズンにじっくりとやる方が簡単か。


さてここからは新シーズンになるベランダの水耕栽培を。


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今年は今までの湛液装置を改良してみることに。
基本的に狙いは・・・

養液量を減らして節約する。
エアレーションをなくしてエアポンプの電力をカット。
養液管理の手間を減らして省力化。

・・・といったところ。

で、参考にしたのが「保水シート耕」と呼ばれる装置方式。
基本的にはほとんどそのままの仕組みを今までの装置に流用してみた。

ゴーヤーの装置だけは盛夏時の吸水量を考えて湛液装置にちょいとだけ保水シートを入れた感じになっている。
養液量は変わらないけれどもエアレーションは無くなった。

で、今年のこの装置への定植は・・・


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キュウリの「つやみどり」がゴーヤーより先に。
2年前のゴーヤーとキュウリのコンビがまずまずの結果を出してたので今年もそれに戻してみようかと考えた次第。
その時は「夏すずみ」の接木苗だったけれど、今年は「悪天候に強い」とのことで「つやみどり」(自根苗)にした。
ゴーヤーの方は育苗が遅れていてまだ先になる。

他の装置は・・・


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湛液装置の栽培ベッド内に「保水シート」で包んだ定植台を入れて「保水シート耕」装置に改良。


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すっかりお気に入りになった「伏見甘長」と今年初挑戦のズッキーニ「ダイナー」(F1)を定植。

「ダイナー」についてはかなり難しいとは思うけれど一度やってみようと思ってたもの。
早朝から高温になるウチのベランダでは短期勝負になると思われ、ただでさえ受粉タイミングで雌雄花が揃いにくいという難題が。


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・・・なのでもう一株用意はしているけれど最低4株は必要といわれてるわけで、すでにこの時点で完全アウエー勝負に。(苦笑)
最悪の場合「トマトトーン」かな。


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「保水シート」は100均にあるポリエステル100%の「マイクロファイバークロス」を東洋紡の「透水防根シート」で包んで作ったもの。
養液を吸わせると数時間で「保水シート」になってくれる。


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そしてトマト用の装置が実は「保水シート耕」方式に変える一番の理由だった。

トマトの高糖度化栽培に「保水シート耕」方式が使われてるわけで、トマト栽培にあってるなと思ったことからやってみることにした。
ただし「高糖度化」を目指すつもりではなくて基本的にできるだけ長く引っ張ろうとする「無理矢理長期化栽培」をまた企んでいる。(笑)


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今年のトマトは中玉「ルイ60」に。
これまた耐暑性、耐寒性に望みをかけてみようかと選んだ次第。
もはや「耐暑性」「耐寒性」「晩抽性」等といった特性をまっ先に選んでしまう困ったことになっている。(笑)
一体何を目指してるんだろうかと・・・。


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