2012年05月 寒い5月
先月後半の真夏並みの暑い日が連休終わりあたりから一気に寒くなる。
偏西風の蛇行とやらで黄砂と雨が少ない代わりに寒気が上空へ。
急変する空模様はまさに異常気象。
どうも空気が乾いてるせいで肌寒い日が続くし、不安定な大気は雲ばかりで太陽がなかなか出てくれない。
装置を変更して気合入れてたのに全くの空回りに。
とにかく歯がゆい思いの5月になってしまった。
月初に「5号」バナナは新葉を天井にぶつける。
今や恒例の我が家の風物詩。(笑)
しかし快調だったのはここまで。
この新葉が展開を終えること無く途中停止。
急激な気温低下と時期を同じくしてじわじわと新葉が黄変を始めてしまう。
子バナナ達も未だに停止したままで少し焦りが。
いっそのこともう一回室内へ戻そうかと・・・
「4号」バナナは強風にあおられてしなりまくりだす。
こんなに柔らかくなってしまうともうダメだろうかなと。
どんどん黄変する「5号」バナナの新葉に「5号」もダメかと脱落感が・・・
ところが僅かな望みが。
更に新たな新葉が出現。
なんとも山あり谷ありな展開。(笑)
素直に喜べない。
まだまだ油断ができないなと、ここからはとにかく毎日徹底観察することに。
飼い主に似て随分ヒネくれるようになってきた。(苦笑)
果たして「5号」バナナは無事なのだろうか?
5月8日の「ゴーヤーの日」に「願寿」を定植。
これでキュウリ「つやみどり」とゴーヤー「願寿」のコンビに。
2年前の再現はなるだろうか?
ところがあいにく気温は低下。
「悪天候に強い」つやみどりだからなのかわからないけど、キュウリだけが圧倒的に伸び始めてしまう。
あっというまに何処にあるのか分からなくなってしまう「願寿」。
つやみどり強すぎ。
今年はゴーヤー収穫に辿り着けるのだろうか?
ズッキーニ「ダイナー」は早くも葉に斑点が出た。
ちょいと早過ぎないかとガックリ。
なんか無いかなと思いついた対策は「重曹」。
バラのウドンコ退治に重曹希釈水を使うというのを思い出してのことで。
薬害も出やすい方法なので推奨できないけれど、まずまずの効果はあるようで。
ただしこの斑点もしぶとくてすぐに再発する。
結局何度も散布を繰り返すことになっている。
それでも徐々に生長ペースが早くなりどんどん巨大化。
背丈は低めでいいのだけど直径は1m程に。
そしていよいよ雌花の開花にたどり着いた。
雌雄の花が揃わないと受粉できず結実しないズッキーニではタイミングが問題だと良く言われる。
でも「ダイナー」は雄花が比較的多いF1種で、2株定植した我が家ではほぼ毎日最低1つの雄花が開花している。
いつ雌花が咲いてもコレならかなりの確率で受粉させられる。
しかし問題は別のところに。
開花が朝早い時間で、6時頃から花がしおれだすのだ。
管理人は寝不足に陥ることに。(悲)
甘トウガラシ「伏見甘長」は今年は脇芽を取らない放任栽培で背丈を少しでも抑えたいと考えている。
今年はここにアブラムシが集中攻撃。
例年より確実に多い。
大事な酒のアテなので薬剤は基本不可。
何とかテデトールで根気よく凌ぐ日が続く。
慌てて用意した黄色のトラップは設置が遅すぎた模様。
アブラムシを除いては順調な生長で3週目には一番花。
この一番花を必ず人工受粉させる。
これが我が家の験担ぎ。
この後の落花が無くなりますように。
酒のアテはここまでまずは順調だ。
中玉「ルイ60」は大塚A処方EC 1.3でも窒素過多の症状が出る。
養液ECを少しずつ落としながら様子を見てたけれど思うようには改善してくれない。
どうもトマトの養液のコツはイマイチ掴めていない。
それでも果房は順調に。
室内の方は月初にカブ「スワン」を全収穫。
本来はここで室内は温度の関係で終了するのだけど、今年はテストを兼ねて新たにラック内でスタート。
チンゲンサイ「夏帝」を3週目に定植。
高温に強い「夏帝」なのだけど、室内だと光量と温度のバランスが問題かと考えている。
育成灯の照射時間を長く取ると、ラック内温度が上がりすぎる。
でも光量も欲しいところ。
これまたムリのあることを始めてしまうが、やってみなければ何もわからない。