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嵐の後。

翌朝、目が覚めると激しい雨の音。
かなりガックリ。
でも朝食の時に天気予報をテレビで見ると少しずつ持ち直しそうだ。

食事の終わった後も降り続いていたので、しばらく部屋でぼんやりしているとおばちゃんがコーヒーを用意してくれた。おばちゃんと3人組と雑談しながらいただく。
そのうちに空が明るく、雨も小振りになってきたので、3人組は「泡波」を探しに出かけていった。


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1時間ほどで雨がほぼあがった。
3人組は3合瓶を1本GETして帰ってきたが、もう帰路につくらしい。

入れ替わるように早速自転車で走り出す。
もう一度「セイロンベンケイソウ」の葉を採取しにいくために。
ちょっと走ってみるが、以外と見つからない。
仕方ないので最初に採取した場所に行って数枚GET。

一旦、宿に戻った後、再びニシ浜へ向かうことにした。
が、途中、音楽食堂「パナヌファ」で食事とお茶のために立ち寄る。実はここで「日本最南端のチャイ」を飲むことも楽しみにしていたのだ。

入り口にネコが寝そべっている。
入ってすぐにボンダイの「iMac」が目に入る。
オープンリールデッキ、楽器、さらにオールドMac、時間の流れを感じない不思議な感覚を与えてくれる空間は居心地がいい。

食事の後、「チャイ」をオーダー。
メニューにはホットとアイス(?)がある。
普通にホットでオーダーしたが、チャイのアイスっていったい何なのか?
予想もしてなかったメニューなので聞き損ねた。
(ミルク)チャイは東南アジア方面のミルクティーでヨーロッパの抽出済みの紅茶に牛乳を加えるものでなく、牛乳に紅茶の葉を入れて煮出すもの。
インドではマサラなどのスパイスも効かせたりする。
もっともスパイスを入れないものは日本では「ロイヤルミルクティー」とも呼ばれているが日本で出来た造語である上に、個人的にもアジアよりもヨーロッパ的なイメージがするのでこの呼び名は好きではない。

出てきたチャイはシンプルな白いカップに注がれている。
それと砂糖の器。茶褐色の砂糖なのでおそらく島の物だろう。
普通少量の水で紅茶を煮出してから牛乳を加えて煮出すのが多いが、飲んだ感じからすると、水を加えず牛乳だけで煮出しているような感じ。
スパイスは加えられていない。なにか牛乳に特徴がありそうな感じがした。

白い壁に四角く切り込まれた窓から青い空と強い日差しが覗いてきた。
やっぱり3人組の中には「雨女」がいたようだ。

ニシ浜も日差しの中で鮮やか。
海に入るまでに先にもう数枚写真を撮っておく。そして海に入る。

2時間位海につかった後、島の北側を回ることにした。
明日の朝に帰らねばならない。ひととおり、島を回っておきたかった。
せっかく自転車ごと来たわけだし。


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